メキシコ発祥の元祖「シーザーサラダ」が世界レベルのうまさ!週2日ランチだけ営業の『シーザーズカフェ』

2017年12月10日
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メキシコ発祥の元祖「シーザーサラダ」が世界レベルのうまさ!週2日ランチだけ営業の『シーザーズカフェ』
Summary
1.伝説のシーザーサラダとローストレモンチキンをメインにした『シーザーズカフェ』がオープン
2.日曜と月曜のみ営業。昼間だけバーを間借りしてランチメニューを提供する
3.シーザーサラダと相性の良い、オリジナルのローストレモンチキンは必食の一品

メキシコの歴史あるシーザーサラダを再現!シーザーサラダにこだわった店が経堂にオープン

東京・経堂にシーザーサラダをメインに提供する店が2017年11月5日にオープンした。

時は遡ること1924年7月。メキシコのティフアナにあるレストラン『シーザーズ・プレイス』で初めて「シーザーサラダ」が誕生した。その「シーザーサラダ」のレシピを入手し、見事再現に成功したのが、今回紹介する『シーザーズカフェ』だ。

場所は東京・経堂から歩いて15分ほど、「経堂すずらん通り商店街」を抜けた先。

オーナーを務める門田正明さん(写真上・左)は、「『シーザーズ・プレイス』は約100年経った今でもメキシコに存在し、同じレシピで調理されています。レシピは公開されており、メインとなるシーザーサラダの再現は、1年前から考案していました」と話す。

ちなみに、同店は昼間だけバーを間借りしているため、日曜と月曜のランチタイム(11:30~15:00)のみの営業となっている。

シャキシャキ食感が魅力!長野県から産直される新鮮なロメインレタスを使用

看板メニューである「シーザス サラダ カルディーニ」のロメインレタスは長野県から産地直送。冷蔵保存は一切せずフレッシュのまま使用している。

シーザーズソースは、木製のボールにエキストラヴァージンオリーブオイル、ウスターソース、粒マスタード、ニンニク、アンチョビフィレ、挽いたパルミジャーノチーズ、ライム汁を混ぜ合わせ、よく混ざったら半熟卵の黄身を入れさらによく混ぜ合わせて完成。クリーミーなソースになったらロメインレタスを入れて和える。

そして仕上げにブロックから擦りおろしたパルミジャーノチーズをかけ、クルトンの代わりにバゲットをトッピングする。

シーザーズソースに関しては、レシピは公開されているものの、実際作ってみたら簡単なものではなかったのだそう。シーザーズソースを作るにあたりエキストラヴァージンオリーブオイルと他の調味料が分離してしまうという問題が生じた。

試行錯誤を重ねて、材料だけではなく調理器具も『シーザーズ・プレイス』と同じものをそろえ、オリーブオイルを2回に分けて他の材料と混ぜ合わせるなどして、ついに元祖シーザーサラダを完成させた。

複数の部位が一度に食べられるローストレモンチキンは国産の「つくば鷄」を使用

もうひとつこだわりのメニューがある。門田さんがシーザーサラダに合う料理を考案した結果、たどり着いたのが「ローストレモンチキン」(写真下)だ。

シーザーサラダと相性の良いローストレモンチキンは、100年以上受け継がれている南イタリアの郷土料理。

鶏肉は茨城から仕入れた国産の「つくば鷄」を使用。臭みがなくやわらかいのが特徴だ。前日にスパイスとオリーブオイルにチキンを1日じっくりと漬け込んで下味をつける。シンプルな味わいながらもレモンの風味とガーリックスパイスをきかせたっぷりのオリーブオイルで焼き上げている。チキンにはローストポテトが添えられる。

こちらのローストレモンチキンは事前に予約すればテイクアウトすることもできる。

ローストレモンチキンは注文後に200度のオーブンで20分じっくりと焼いてから提供。しっかりと中まで火を通しても肉質は柔らかく、鶏は1羽分を丸ごと使用するので、それぞれの部位の味を楽しむことができる。「つくば鷄」はカロリーが低く、たんぱく質が豊富、加えてコラーゲンも多く含むため女性にもオススメしたい。

こだわりのシーザーサラダを取り入れたランチメニューは3品

これらローストレモンチキンとシーザーサラダが楽しめるランチメニューを紹介しよう。

まずは「Caesars Set A」(写真上)。看板メニュー「シーザス サラダ カルディーニ」にマッシュドポテト、バゲット、コーヒーまたは紅茶がセットになったメニュー。シンプルな内容だが、シーザーサラダを十分堪能できる内容だ。

サイドメニューの「自家製マッシュドポテト」(写真上)は、牛乳、無塩バター、仕上げに塩胡椒で味付けしたシンプルな一品。マヨネーズは使っていないため、口当たりが滑らかで後味がさっぱりとしている。

バゲット(写真上)にもこだわりがある。フランスから冷凍パン生地を輸入し、店のオーブンで焼いて提供する。こちらはシーザーサラダにトッピングしているバゲットと同じものを使用。外側はカリッと香ばしく、中はもっちりやわらかい食感。マッシュポテトやシーザーサラダと合わせて食べてみてほしい。

そして、バゲットにつけるパセリバター(写真上)も自家製だ。グラスフェッド無塩バター、レモン、ガーリック、パセリを混ぜ合わせている。グラスフェッドバターは牧草のみを食べて育った牛のミルクで作られいるため、口どけがよくさっぱりとした風味が特徴。もちろんバゲットとの相性もよい。

こだわりのシーザーサラダとローストレモンチキンが手軽に食べられるランチセット

次に、「シーザス サラダ カルディーニ」と同店こだわりの「ローストレモンチキン」が一緒に食べられる「Caesars Set B」(写真上)。シーザス サラダ カルディーニ、ローストレモンチキン2ピース、バゲット、ローストポテト、コーヒーまたは紅茶がセットになったメニューだ。

「ローストレモンチキン」の部位は指定できないが、ウイングともも肉、胸肉等の2ピースの組み合わせが味わえる。シーザーサラダとローストレモンチキンを手軽に味わうならこちらのセットがオススメだ。

1日5セット限定!「つくば鷄」がまるごと1羽分食べられる特別ランチメニュー

そして「Caesars Set C」(写真上)は、2人でシェアして食べていただきたい1日5セット限定のメニュー。こちらは「Caesars Set B」と同じく、こだわりの「シーザス サラダ カルディーニ」と一緒にローストレモンチキンが食べられるが、「Caesars Set B」との違いは、ローストレモンチキンに使用している「つくば鷄」がまるごと1羽分食べられるところだ。

ローストレモンチキンは2人分になるため、こちらのメニューは2名から注文することができる。なお、本メニューは予約優先となっているので、公式サイトから予約することをオススメする。ぜひ一度、こちらの『シーザーズカフェ』に足を運んでみてほしい。その料理のおいしさにやみつきになるはずだ。

【メニュー】
Caesars Set A 1,100円
Caesars Set B 1,500円
Caesars Set C 1,800円(2名から注文可能/1日5セット限定)
※価格は税込

Caesars Cafe(シーザーズ カフェ) Non+be 経堂店

住所
〒156-0045 東京都世田谷区桜上水1-22-3
電話番号
03-6379-7014
営業時間
11:30~15:00(日曜・月曜のみ営業)
定休日
火曜〜土曜
公式サイト
https://www.caesars-cafe.com

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。