「クラフトビール」×「スパイスカレー」の神コラボ! 高円寺の醸造所『アンドビール』 が超話題

2018年07月03日
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「クラフトビール」×「スパイスカレー」の神コラボ! 高円寺の醸造所『アンドビール』 が超話題
Summary
1.高円寺にマイクロブルワリーとスパイスカレーを楽しめる店『アンドビール』が誕生!
2.スパイスやフルーツなどを組み合わせたオリジナルのクラフトビールが評判
3.店主が世界30カ国を旅して学んだカレーやスパイス料理も楽しめる

高円寺に自家製クラフトビールとスパイス料理の店がオープン

近年、クラフトビールを醸造するブルワリーが日本各地に登場し、クラフトビールブームをけん引している。その中でも、店単位の小さな規模でビールを醸造するマイクロブルワリーにも注目が集まっており、店ごとのオリジナリティ溢れるビールがビール好きを魅了している。

古着店や飲食店など、個性豊かな店が集まる街・高円寺に、マイクロブルワリーとスパイス料理の店『アンドビール』が誕生したのは2017年8月のこと。2018年2月から仕込んだビールが完成し、好評を得ているのだ。

『アンドビール』の店に立つのは料理担当の安藤耕史さんと、ビール醸造担当の安藤祐理子さん夫婦。祐理子さんは会社員時代にクラフトビールと出逢い、そのおいしさと味わいの多彩さに魅了された。そしてビール造りに人生をかけたいと一念発起し、勤めていた会社を退職。山梨県にあるマイクロブルワリーの『アウトサイダーブルーイング』で修業し、2017年夏、満を持して自身の店をオープンさせた。

日々試行錯誤を繰り返して作られるクラフトビールは、飲み比べセットを味わおう

2018年2月、同店に発泡酒醸造免許が交付されてから最初に仕込んだのは、苦みがしっかりとした味わいの「インディア・ペールエール」。
その後3月上旬にビールタンクの初の開栓を行い、新たなクラフトビール誕生の噂を聞きつけたビール好きの人々の間であっという間に売り切れたという。

「ビールは仕込んでから1カ月ほどで完成します。『アンドビール』には200Lのタンクが3つあるので、1カ月で3種類のビールを作ることができます。麦の配合やホップの種類、イーストを入れるタイミングなどマイナーチェンジを繰り返しながら、新しいビールを仕込んでいます」(祐理子さん)。

この日のビールはローストした麦の香りとポップのフルーティな香りが共演したブラックIPA(写真上・左)、キリっと飲みやすく仕上げたほどよい苦みのあるIPA(同・中央)、仕上げにオレンジとコリアンダーを入れたベルジャンホワイトエール(同・右)の3種類。1杯ごとの注文はもちろん、3種類の飲み比べセットも提供している。

「ビールはフルーツやスパイス、野菜やコーヒーなど、どんなものでも副原料となり得るので、これからもさまざまな組み合わせに挑戦していきたいですね」と祐理子さんは話す。

店主が30カ国以上を訪れて学んだ、絶品スパイスカレーの虜!

料理を担当する耕史さんは学生時代からスパイスカレー作りに魅せられ、趣味でスパイスを独自に調合して友人に振舞ったり、イベントやパーティでカレー作りを行っていたりしていた。さらに、カレーについて勉強したいとスリランカやネパールでホームステイをしながら料理を学び、知識を深めてきた。さまざまな土地の郷土料理を知りたいと訪れた国は30カ国以上にものぼる。

『アンドビール』では日替わりで2種類のカレーが登場する。この日のカレーは同店の定番となっている「八丁味噌キーマカレー」とインドの南部チェティナード地方の郷土料理である「チェティナードチキンカレー」の合いがけ(写真上)だ。

「私が岐阜県出身なので、故郷を代表する調味料である八丁味噌をベースにしたカレーを作りました。また、先日1カ月ほど旅をしながら料理を学びに南インドに訪れていたので、そこで習ったカレーを再現してみました」(耕史さん)。

八丁味噌キーマカレー(写真上)はタマネギやニンジン、ゴボウなどの野菜のみじん切りと豚挽き肉をカルダモン、花椒(ホアジャオ)などのスパイスとともに炒め、田舎味噌と八丁味噌の合わせ味噌を入れ、さらに焦がすように炒めて風味を出した一品。岐阜の郷土料理である朴葉(ほおば)味噌からヒントを得た、岐阜とインドの味わいが融合したオリジナルのカレーだ。

「チェティナードチキンカレー」(写真上)は、スパイスをしっかりと入れるチェティナード地方特有のカレーで、スターアニスやポピーシードなどクセの強いスパイスを焙煎したものを入れるのが特徴。隠し味にすりゴマや醤油を少し入れるのが耕史さん流。鮮烈な辛みがあり、食べた後の清涼感がたまらない。

じわじわと押し寄せる辛みに悶絶! ビールが進むおつまみにも注目したい

「砂肝65」(写真上・左)と名付けられたこちらの料理は、南インドで流行中のチキン料理「チキン65」をアレンジしたもの。青唐辛子やニンニク、ショウガ、トマトピューレをベースにクミンやパプリカペッパー、カイエンペッパーなどのスパイスを合わせたチリソースを、揚げた砂肝と合わせている。あとからじわじわと辛みを感じ、ビールとの相性は抜群だ。

スパイスを使ったおつまみはまだまだある。インドの漬物であるアチャールもゴーヤやナス、タマネギなど旬の野菜をさまざまなスパイスと組み合わせて提供。ビールに合うのはもちろん、カレーの箸休めとしてもぴったりだ。

耕史さんが南インドの旅から帰国した後は、ミールスを出したり、月に1度はビリヤニを作ったりと、自由な発想で料理が繰り広げられている。

クラフトビールに合うカレーやスパイス料理を出す『アンドビール』は、訪れる度に新しい味わいと発見に出逢える場。これから安藤さん夫婦の手によってどんなビールや料理が生み出されるのか、楽しみで仕方がない。


【メニュー】
飲み比べセット 1,200円(3種類、各170ml)
ハウスビール(250ml) 500円
ハウスビール(490ml) 900円
2種がけカレー 950円
砂肝65 580円
野菜のアチャール 380円~
※価格は税別

アンドビール

住所
〒104-0061 東京都杉並区高円寺北4-2-24 A105
電話番号
080-5913-8241
営業時間
平日 11:30~14:00、17:00~22:00、土・祝日 11:30~22:00、日曜 11:30~21:30
定休日
月・火曜(祝日の場合は営業)
公式サイト
https://www.facebook.com/andbeerkoenji/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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岩瀬大二
ワインナビゲーター/酒旅ライター/MC