ふわふわ「リコッタパンケーキ」が絶品!故ハリウッド俳優の想いを繋ぐ『ファイブ・リーブス』が大人気

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2018年08月12日
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ふわふわ「リコッタパンケーキ」が絶品!故ハリウッド俳優の想いを繋ぐ『ファイブ・リーブス』が大人気
Summary
1.故オーストラリア人俳優のヒース・レジャー氏の想いを具現化
2.レトロな漁船を彷彿とさせるような内装
3.ビジュアルにインパクトのあるパンケーキが話題

創業メンバーの1人は故オーストラリア人俳優のヒース・レジャー氏

ウィリアムズバーグの北に隣接するグリーンポイントは、ブルックリンの中でここ数年特に再開発が進んでいるエリアのひとつだ。そこに、小さいながらいつも大盛況で、年内にロサンゼルスにも出店しようとしているレストランがある。それが『Five Leaves(ファイブ・リーブス)』だ。


『ファイブ・リーブス』がオープンしたのは2008年9月。元々オーストラリア人俳優のヒース・レジャー氏(以下、レジャー氏)がオープンしたいと計画を進めていたレストランだったが、2008年1月、レジャー氏は28歳の若さで突然この世を去った。その後、レジャー氏のビジネスパートナーだったジャド・モンゲル氏(以下、モンゲル氏)が計画を継続し、オープンにこぎつけた。モンゲル氏は別途、レストランとホテルのコンサルティング会社『Brightside Hospitality(ブライトサイド・ホスピタリティ)』も経営し、「Ace Hotel (エースホテル)」もクライアントのひとつになっている。

『ファイブ・リーブス』のコンセプトは、「高級レストランで出てくるような料理、カクテルやコーヒーを、近所の人たちに愛されるくつろいだ雰囲気で提供すること」。レジャー氏とモンゲル氏は、カジュアルだがシンプルで洗練されたオーストラリア・シドニーのレストランの雰囲気と料理を気に入っていて、似たような店をニューヨークにオープンしたいと思い、それが『ファイブ・リーブス』で具現化されたというわけだ。


内装は、海の雰囲気にパリやオーストラリアのちょっとお洒落でなおかつ気どらないカフェのイメージを重ねている。メニューが手書きされたアンティークの鏡、ガス灯を思わせるオレンジの光を放つ照明、時の経過の重厚感を表現し仕上げられた板張りの天井、操舵室の丸い窓を取り付けたトイレのドアなど、レトロな漁船を彷彿とさせるデザインになっている。お洒落で感度が高いが、どこか懐かしさを感じるようなインテリアで気楽に入れるのが魅力だ。

パンケーキはソーシャルメディアでも注目

提供する料理はアメリカン。ソーシャルメディアで特によく紹介されているのは、「リコッタパンケーキ」(写真上)だ。リコッタチーズ入りの厚みのあるパンケーキが2枚重ねられ、その上にバナナ1本がそのままのっている。パンケーキの間にもバナナが挟まれ、巣蜜入りバターの塊が真ん中にのせられ、彩りにイチゴやブルーベリーが添えられている。ボリューム満点で、ビジュアルインパクトが強いと話題を集めている。ふわふわの生地にたっぷりのシロップをかけて頬張ればなんとも至福の味わいだ。

「ファイブ・リーブス・バーガー」(写真上)もベストセラーの一つだ。牧草だけを食べて育った牛の肉を使った弾力あるパティに、酢漬けのビーツと揚げたパイナップル、半熟の卵焼きがトッピングされ、ハリッサマヨネーズのスパイシーさがアクセントになったボリュームたっぷりの一品。サイドにはトマト、紫タマネギ、ピクルス、そしてポテトかサラダがついてくる。

「スチームド・ムッセルズ」(写真上)も人気が高い。サフラン入りのココナッツソースと赤いチリ、緑の細ネギ、黒いムール貝の色の組み合わせが美しい一皿だ。グリルしたサワードウ・ブレッドがクルトンのようにカットされて入っているのも、ちょっと珍しい。

エグゼクティブシェフのウォーレン・ベアード氏は、フランスとベルギーで修業を積んだ後、ニューヨークのいくつかのレストランで働いた経験をもつ。2015年から『ファイブ・リーブス』で腕をふるう。

ヤングプロフェッショナルが集まるレストラン

予約をとらない『ファイブ・リーブス』だが、比較的待たないで入れる時間帯は「朝8時か夕方4時、または夜11時」だそう。それ以外の時間でもタイミングがよければ待たずに入れるが、混んでいることに変わりはない。お客は特に、30代前後のヤングプロフェッショナル が目立つ。スーツを着て通勤するような仕事ではなく、近所で働くスタートアップ系という感じだ。気楽な気分と服装で入れて、ちょっとお洒落な雰囲気でおいしい食事を楽しめる点が好まれているのだろう。

趣のあるお洒落なインテリア、リラックスした雰囲気、おいしい食事がいかにもブルックリンらしく、しかも地下鉄のナッソー駅を出て徒歩1分ほどという便利さも人気を後押ししているといえそうだ。


【メニュー】
RICOTTA PANCAKES(リコッタパンケーキ) $16.00
FIVE LEAVES BURGER(ファイブ・リーブス・バーガー) $19.00
STEAMED MUSSELS(スチームド・ムッセルズ) $17.00

Five Leaves(ファイブ・リーブス)

住所
18 Bedford Avenue, Greenpoint, Brooklyn, NY 11222
電話番号
718-383-5345
営業時間
8:00~翌1:00
定休日
無休
公式サイト
http://fiveleavesny.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。