新潟・佐渡島の食材を「保存食」で味わう! スイーツからギフトまで揃う清澄白河『HOZON』

2019年02月04日
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新潟・佐渡島の食材を「保存食」で味わう! スイーツからギフトまで揃う清澄白河『HOZON』
Summary
1.佐渡の食材を“保存食”で発信! 清澄白河に誕生した『HOZON』
2.ジャムからスイーツまで、幅広い商品ラインナップで新たな出逢いがたくさん
3.国内外の保存食も揃え、ギフトショップとしても使える

佐渡の食材を保存食で楽しめる『HOZON』

新潟県の西部、日本海に浮かぶ離島・佐渡島(さどがしま)。自然に恵まれたこの地は、野菜や果物、海産物などが揃う食材の宝庫だ。

そんな佐渡でとれる食材を、いつでもおいしく食べられる保存食にして販売する店が、東京・清澄白河エリアに誕生した『HOZON』。

同店は、この地にあった製本所を代表の武田俊さんと、プロダクト・マネージャーの菅原香子(きょうこ)さん自らが改装。白い漆喰の壁にはめ込まれた木材の扉を開けて入店すると、そんなクラフト感溢れるどこか懐かしい雰囲気が出迎えてくれる。

地元・佐渡を活性化させるため、保存食で佐渡を発信

佐渡出身の父を持つ武田さんと、菅原さんお二人が佐渡の保存食を作り始めたきっかけは、地域の活性化だ。

「佐渡島に渡るたび、街の活気が失われていくのを実感しており、何かできないかと佐渡食材に着目しました。コシヒカリが有名なので、米粉の焼き菓子を作り新潟県内などで販売したり、佐渡島でカフェを経営したりしましたが、活性化には及ばなかったんです。
特に焼き菓子は輸送時に割れてしまうといった問題もあったので、瓶や缶で輸送できる保存食を2年前から作りはじめました。都内のイベントやマルシェにも出店し、より多くの方に佐渡の魅力を知ってもらおうと考えたんです」と武田さん。

また「イベントではお客さまの声を聞いて保存食作りに反映させていたのですが、製造所が佐渡にあったためすぐに反映できない。そこで製造所を都内に持ってきて、首都圏での認知を拡大するとともに、いずれは海外にまで佐渡食材を広めようと考えています」と菅原さんは加える。

様々な使い方を発見できるこだわりの「ジャム」「フルーツショップ」

さっそく、そんな新潟食材を活かした自慢の保存食を見ていこう。

まずはジャム(写真上)。佐渡をはじめ、四季折々の新潟食材を使ったジャムは、17種類前後を用意する。

「なるべく無駄なものはいれないという方針で、保存食づくりを行なっています。そのためジャムは、りんごの種や素材そのものが持っているペクチン(食物繊維の一種)でとろみが出るよう、長時間かけてじっくりと煮込むようにしています」と菅原さん。

秋に登場した「スウィートオニオンスパイス」(写真上・左)は、タマネギにキャラウェイシード(香味付けのスパイス)、ビネガーなどを加え煮詰めたもの。揚げ物のソースや、オリーブオイルと合わせてドレッシング代わりとしてなど、幅広い食べ方ができる。

一風変わった「ゴボウトユズミソ」(同・中央)は、淡白な味わいの鶏肉や焼き魚に“ちょい足し”するイメージで開発。佐渡で採れるゴボウの滋味豊かな味わいを生かしつつ、柚子の香りをつけることで風味を高め、食べやすく仕上げた。特に焼いたサバに付けて食べると、まるでサバの味噌煮を食べているような風味が楽しめる。

パンにつけて食べる定番のフルーツジャムも揃えており、人気の「ストロベリーフィグ」(同・右)は新潟が誇るブランドイチゴ「越後姫」を使った一品。「越後姫」は皮が薄く、輸送に不向きのため都内で見かけることが少ない。都内でなかなか味わう機会が少ないこのイチゴをジャムにすることで、新潟自慢のイチゴを都内でも味わうことができるのだ。

ウメやフルーツをシロップに漬けた「フルーツシロップ」や、リキュールに漬けた「フルーツ酒」も人気の商品。ソーダやお湯で割ったり、かき氷のシロップにしたり、料理の甘み付けにしたりと、使い方も幅広い。またスパイスやハーブなども入れることで、素材を活かしつつ複雑な味わいを楽しめるよう工夫している。

また、このシロップには甜菜糖(てんさいとう:サトウダイコンから作った栄養分の高い糖の一種)を使っている他、添加物も不使用のため、”天然のジュース”として小さなこどもにも安心して飲ませることができる。

このシロップで人気があるのは「ウメジンジャーシロップ」(写真上・右)。「佐渡中を回って、島民の方が自宅の庭で栽培しているものを分けてもらいました」(菅原さん)というウメを使っている。農薬を使わず、自然に栽培される、言わば“おばあちゃんちのウメ”で作った一品だ。

このウメをショウガと唐辛子とともに漬け込んだのが同商品。ウメのもつ酸味と芳醇な香りを活かし、後からピリリとくる唐辛子の辛みがやみつきに。炭酸で割ると、ジンジャーエールのような味わいを楽しむことができる。

また「ウメすももシロップ」(同・左)は、ごろんとしたスモモの果実入り。華やかな桃のような香りがふわりと広がる、上品なシロップに仕上がっている。

ピクニックに保存食!?「ピクニックに持っていけるおつまみ」まで揃う

さらに、「ピクニックに持っていけるおつまみ」をコンセプトに、2~3カ月冷蔵保存できるシリーズも展開。季節の食材を見ながら、どのような味わいに仕立てるかを菅原さんが考えるため、商品は常に入れ替わる。

例えば、佐渡産のキュウリ、ニンニク、唐辛子、フェンネルなどをビネガーと一緒に漬け込んだ「ハリハリピクルス」(写真上・中央)や、梅を塩と砂糖で漬け、佐渡ほうじ茶を加えて寝かせた「台湾茶梅」(同・「ハリハリピクルス」の右斜め上)などが人気商品だ(取材当時)。

「冬場には、佐渡でとれる牡蠣など、海産物を使った保存食おつまみも提供する予定です」と武田さん。
並ぶ商品が不定期で替わるため、最低1シーズンに1回は通いたいところだ。

佐渡食材をその場で楽しめるテイクアウトメニューも!

同店の魅力はまだまだ。保存食を活かしたドリンクやスイーツなどのテイクアウトメニューも楽しめる。

台湾のおやつ、豆乳から作るヘルシースイーツ「豆花(トウファ)」は、ジャム瓶に入れて提供。食べ終えた後の瓶は持ち帰ることも可能だ。

佐渡食材のジャムやシロップを使うため、購入前の試食としての役割も。店内1階にはイートインスペースも用意されており、こちらでゆっくり楽しむこともできる。

「豆花」(写真上)は、同店オリジナルのシロップ「さどばんちゃチャイシロップ」を注いだ豆花に、かぼちゃのマーマレードとあんこをトッピングしたスイーツだ。

「さどばんちゃチャイシロップ」は、濃く煮出した佐渡番茶にシナモン、ナツメグ、生姜などのスパイスで香り豊かに仕上げたスパイシーなシロップ。かぼちゃとあんこの甘さを、スパイシーな味わいが引き立ててくれる。

ギフトに、自分用に、欲しくなる保存食もずらりと販売!

さらに店内では、保存食をテーマにセレクトした国内外の商品も販売。印象的なデザインが目をひくものや、非常時に便利な簡易食などが揃い、見ているだけで楽しい気持ちになる。

パッケージがかわいいものが多いため、手土産としてもおすすめだ。オリジナルのラッピングやギフトバックもあるため、大切な人へのプレゼント選びとしても最適。

保存食を軸に様々な形で佐渡の滋味に浸ることができる『HOZON』。ここでの体験が、きっと佐渡島に行ってみたいと思うきっかけとなるはずだ。


【メニュー】
スウィートオニオンスパイス S540円、M1,080円
ゴボウトユズミソ S540円、M1,080円
ストロベリーフィグ S648円、M1,296円
ウメすももシロップ 1,800円
ウメジンジャーシロップ 1,800円
豆花 500円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込みです。

HOZON

住所
〒135-0022 東京都江東区三好2-13-3
電話番号
03-6873-3526
営業時間
11:00~19:00
定休日
月曜(祝日の場合は営業、水曜休み)、火曜
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/9ab8zxp20000/
公式サイト
http://ho-zon.jp/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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岩瀬大二
ワインナビゲーター/酒旅ライター/MC