ビストロ料理と自然派ワインを気軽に楽しむ! 代々木上原の一軒家ビストロ『サンカントサンク』

特集:西原の気取らない良い店

2019年07月25日
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ビストロ料理と自然派ワインを気軽に楽しむ! 代々木上原の一軒家ビストロ『サンカントサンク』
Summary
1.ひっそり通いたい店が集結! 大人のグルメエリア「西原」に注目【特集・西原の気取らない良い店】
2.店長自らセレクトした自然派ワインと、フランスの香りを感じる本格派ビストロ!
3.音楽とワイン、ハーブなど香りのアクセントを効かせた料理などカルチャー満載!

「おいしい」「おしゃれ」へのアンテナが高い大人が集まる「西原」

神山町・富ヶ谷・宇田川町などの“奥渋”や、代々木八幡・代々木公園エリアには、こだわりのショップや個性的なレストランが点在しているが、新たに注目が集まるエリアとして、アンテナの高い大人たちが目を付けているのが「渋谷区西原」のアドレスを持つ“西原エリア”だ。今回はこの西原エリアで10年前から地元客を中心に愛される一軒家ビストロ『MAISON CINQUANTECINQ(メゾン サンカントサンク』を紹介しよう。

日常に溶け込むような「ただいま」と言いたくなるビストロ

「うちはビストロ……そう、フレンチ居酒屋ですね!」と明るく答えてくれるのはマネージャーの今井恵里加さん。『メゾン サンカントサンク』はこの地でオープンして10年。地元民を中心に西原エリアみんなに愛される一軒家ビストロとして人気を博している。

お店は3フロアからなり、それぞれ個性的な顔を持つ。1階はフラッと気軽に飲める立ち飲み&テーブル席の立ち寄りフロア。かつてはデリショップとしてフレンチ惣菜を販売していたそうだ。

2階はお店のスタッフともコミュニケーションが取りやすいカウンター席。木目の温かな雰囲気が特徴的で、棚や天井などスタッフみんなで手作りして、ナチュラルな空気感を表現している。

そして3階は屋根裏風の距離感が楽しいテーブル席。グループでわいわい食事するもよし、ちょっと隠れ家的なシーンでワインを飲むのもよし、使い勝手がバツグンなビストロといえるだろう。

料理の特徴
「シェフを始めとするスタッフの“好き・おいしい”を集めてお客様にお料理を提供したい」と今井さんが言う通り、同店の料理は、季節の食材をふんだんに使った多彩なビストロ料理が主役。野菜の味、魚の味、肉の味、そしてそこに漂うハーブや香辛料など、“香りも楽しい料理”はどれもハイセンスで、オーダー時に何を注文するか迷うほど魅力的な料理がそろう。

そんな同店の大人気メニューがこちら。

▲前菜の盛り合わせ
なんと9割の人がオーダーするというメニューだ。定番と旬のメニューを8品ほど盛り込んだ前菜はボリュームも味わいも、そして香りも◎。何回来店してもいろいろな前菜が楽しめるようにと、内容は随時変わる。

今回は「キャロットラペ」、「押し麦とつぶ貝のサラダ」、「ほうれん草とベーコンのキッシュ」、「ラタトゥイユ」、「いんげんとウフマヨネーズ」、「『TOLO PAN TOKYO』のカンパーニュに白レバーペーストとレーズンジャム」、「鰯と水ナスのサラダ」、「自家製ハムと大根のマリネ」の8品が並んでいる。

「キャロットラペ」にはクミンとオレンジ、サラダ」にはフェタチーズ、「キッシュ」はベースにほうれん草のピュレを混ぜ込むなど、定番の前菜メニューでも同店ならではの工夫と香りが加味されているのが楽しい。知っている組み合わせに、おっ? と思わせる隠し味。寛ぎと発見があるこちらのお店を象徴するような一皿だ。

▲サーモンのコンフィ
ノルウェー産サーモンを使ったコンフィは夏らしく冷製仕立てで。濃厚なサーモンと、上にのったカブのピクルス、ニンジンのピュレ、ディルで香り付けしたオイルとグレープフルーツを合わせて食べると、口中に爽やかな香りと幾層もの味が広がる。

料理が引き立つ器のチョイスと美しい盛り付けにもこだわっている。

▲サルシッチャとそら豆の自家製ニョッキ
ジャガイモを使った自家製ニョッキは、柿澤孝光シェフのおすすめメニュー。もっちり、でも後味がすっきりといいニョッキは、さすが自家製! といいたくなるほどの出来栄え。そこに旬のそら豆とサルシッチャのコクと塩味、アクセントに効かせた唐辛子の組み合わせが絶妙。お酒にも合うパスタ料理だ。

▲千葉県産“恋する豚”肩ロースのロースト
脂身がジューシーな“恋する豚”は肩ロースを使用。上にのった根セロリのピュレとサラダ、歯ごたえのいいカリフローレがよく合う。野菜へのこだわりも強く、無農薬野菜がプロからの支持も高い、能登の『あんがとう農園』など、すべて農家から直接仕入れているそうだ。

同店のアイコンともいえるワインは、現在フランス産のワインのみをラインナップする。製法やメゾンへのこだわりも強く、手頃な値段の自然派ワインを中心に扱っている。スタッフがアルザスの生産者のもとを訪問し、現地で飲んで気に入ったというワインも紹介してくれた。

ライフスタイル全般に感度が高い街。それが「西原」

さて、西原で働き、また仕事終わりや休日も西原にいることが多いという今井さん(写真上)に、このエリアの魅力についてうかがった。

「都心らしさと住宅街という、動と静のバランスがよく、集まる人も落ち着きがありながら、料理や音楽を始めとする、ライフスタイル全般に感度が高いですね。お客さまから当店で使っている食器など、細部への質問も多く、自ずとアンテナが高くなります。バーやビストロ、カフェなど、こだわりの強いお店がたくさんあり、食べたり飲んだりすることが好きな人が集まる街ですね」と教えてくれた。

自分たちで作り上げた、西原の“駅から一番近い隠れ家”

『メゾン サンカントサンク』という店名は、とあるアーティストの曲から取ったというが、音楽好きのスタッフも多く、店内にある多数のレコードはすべてスタッフの私物! かけているBGMが気になり、その場で楽曲検索アプリで探すお客も多いのだとか。

音楽とワインと旬と今っぽさを感じる料理が味わえる『メゾン サンカントサンク』。西原エリアのエッセンスを凝縮した同店で、ぜひビストロ料理とワインとともに、“西原エリア”の空気感を味わってほしい。

▲柿澤孝光シェフ プロフィール
カフェでサービスと料理の基礎を学び、イタリアンレストランやビストロなどで修業した後、オーナーに誘われ、2019年3月より『メゾン サンカントサンク』のシェフに。肉料理とパスタメニューが得意。

【メニュー】
シェフのおまかせコース(4品) 3,500円
前菜の盛り合わせ(1名分) 1,000円
季節のサラダ 1,200円~
他、魚料理、肉料理、デザート各種
グラスワイン 900円~

MAISON CINQUANTECINQ(メゾン サンカントサンク)

住所
〒151-0066 東京都渋谷区西原3-5-1
電話番号
03-5454-5631
営業時間
月~土 17:00~翌1:00(L.O.24:00)
定休日
月曜不定休、日曜定休(月曜が祝日の場合は日曜営業、翌月曜が振替休日)
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/2yvr078w0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。