吉祥寺・西荻窪のおいしい「テイクアウト」集めました! 人気店こだわりの味を、自宅でゆっくり味わおう

ランチでもディナーでも活用できる、吉祥寺・西荻窪のおすすめテイクアウト&デリバリーをご紹介。イタリアンにビストロ料理、人気パン屋にスイーツ、中華料理まで、プロが作るテイクアウトメニューは、どれも驚くほどのおいしさ! "ステイホーム"の新たな楽しみ方として、ぜひテイクアウトを活用してみてはいかがでしょうか? #テイクアウト

2020年04月18日
カテゴリ
レストラン・ショップ
  • カフェ・パン・スイーツ
  • 吉祥寺
  • 西荻窪
  • テイクアウト
吉祥寺・西荻窪のおいしい「テイクアウト」集めました! 人気店こだわりの味を、自宅でゆっくり味わおう
Summary
1.吉祥寺・西荻窪のテイクアウト&デリバリーを紹介
2.マニアックな四川料理やお手頃価格のキッシュなど、料理人の想いを感じる逸品揃い
3.行きつけのレストラン、憧れのレストランをテイクアウトで応援!

吉祥寺・西荻窪エリアの住民必見! おいしい「テイクアウト」まとめ

新型コロナウィルスの影響で通常営業を自粛する飲食店が増えていますが、外食に行けない生活というのは、心にぽっかり穴が開いたかのよう。そんな中、新たに「テイクアウト」や「デリバリー」をスタートさせ、私たちの食生活を豊かにしてくれるお店が続々登場しています。

「地元の愛するお店を少しでも応援したい!」という方はもちろん、「憧れの店の味を試してみたい!」という方も、日々の食卓にテイクアウトを活用してみるのはいかがでしょうか?

そこで今回は、グルメタウンとして人気の吉祥寺、西荻窪で人気のテイクアウト情報をご紹介します!

▼紹介店舗(2020年4月18日現在)
【1】中国菜四川 雲蓉(吉祥寺)
【2】LIBERTÉ 東京本店(吉祥寺)
【3】Osteria NERORI(吉祥寺)※休業中
【4】anicca(西荻窪)
【5】LA CREPERIE(西荻窪)

【1】中国菜四川 雲蓉(吉祥寺)


高校時代、原宿の四川料理店『龍の子』の麻婆豆腐と坦々麺に出逢い、そのあまりのおいしさに衝撃を受け、四川伝統料理に魅了された北村和人シェフ。そんな北村シェフが営む四川料理店が、吉祥寺の『中国菜四川 雲蓉(ユンロン)』だ。

武蔵野・三鷹の新鮮な地元野菜を使用し、調味料は手作りできるものは可能なかぎりすべて手作り。中国で使われている発酵食品や発酵調味料作りにも意欲を燃やす。

本場中国でも作る人が少ない、マニアックでディープな料理が楽しめるのが、同店の魅力だ。

テイクアウトメニューは、「麻婆豆腐」「黒酢スブタ」など定番料理中心の「今週のお弁当」。しかし、マニアックさが魅力の同店、やはりそれだけではない。

「本場四川の回鍋肉」、「四川名菜 水煮牛肉」、「和牛ザブトン 白霊茸オイスターソース」など、テイクアウトではなかなかお目にかかれない、超本格的な中国料理も数多く提供しているのだ。かと思えば、2個300円の「カスタードまん」、2本600円の「スティック揚げ海老春巻」など、手軽に食べられるスナックも充実。

とにかくテイクアウトできるメニュー数が多いので、さまざまな使い方ができそうだ。

■店舗基本情報
店名: 中国菜四川 雲蓉
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-1
電話番号:0422-27-5988

■テイクアウトの営業時間
木~月(水曜定休)
・今週のお弁当:11:30~15:00
・グランドメニュー:11:30~18:00(※売り切れ次第終了)

■メニューの内容(一例)
<今週のお弁当>
「陳麻婆豆腐弁当」1,200円
「黒酢スブタ弁当」1,200円
「回鍋肉弁当」1,200円
「エビチリ弁当」1,200円

<グランドメニュー>
「四川名物よだれ鶏」1,500円
「汁なし担々麺」1,000円
「茹で豚四川ニンニクソース」1,000円
「小エビフリットマンゴーマヨソース」1,000円
「有頭大海老の本場四川のエビチリ」2,750円
「四川名菜 水煮牛肉」3,000円
「和牛ザブトン白霊茸オイスターソース」3,000円
「スティック上げ海老春巻き2本」600円
「カスタードまん2個」300円など
※当日のメニュー詳細は店舗SNSをご確認ください。
※価格はすべて税込です。内容に変更が入る場合もございます。

■購入方法
・「今週のお弁当」は店頭にて販売。
・「グランドメニュー」は、電話予約をお願いします。店頭でのお渡しです。

【2】LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE(吉祥寺)


パリ10区に本店を構え、パリっ子たちに熱愛されているパティスリー・ブーランジェリー『リベルテ』。その世界進出第1店目が、吉祥寺の『リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー(LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE)東京本店』

同店でいただける焼き立てパンは、本場の味を再現すべく、フランス老舗製粉会社「ムーランブルジョワ」直送の小麦やバター、塩などを使用。美しいルックスのフランス菓子も人気が高い。2階のカフェスペースでは野菜たっぷりのデリも提供しており、ランチタイムには人気のパンがおかわり自由だ。

テイクアウトは常時行っているが、現在は期間限定でデリバリーサービスも実施中。焼きたてのパンやケーキが、家にいながらにして食べられる。

プチガトーのほかアントルメケーキ(ホールケーキ)も注文できるので、お誕生日などのお祝いにもぴったり。

デリメニューも新たに増やしており、注目は新登場の「野菜デリセット」(写真上・右)。カラフルなサラダとシェフオリジナルドレッシング、自家製クルトン、キャロットラペなどのデリが2種ついていて、野菜を積極的に摂りたい方にぴったり! ハード系の絶品パンと合わせて味わいたい!

■店舗基本情報
店名:LIBERTÉ PÂTISSERIE BOULANGERIE 東京本店
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-3
電話番号:0422-27-6593

■テイクアウトの営業時間
<テイクアウト>
月~金:10:00~18:30
土日祝:9:00~18:30

<デリバリー>
注文受付時間:11:00~16:00(※翌日以降のご予約、お取り置きも可能です。)
配達時間:最終確認は注文時にさせていただきます。
※デリバリーは5月6日(水・祝)までを目処に実施。詳細は店舗の公式SNSをご確認ください。

■メニューの内容(一例)
<テイクアウト>
パン、サンドイッチ、ケーキ、焼菓子、デリなど 190円~

<デリバリー>
「野菜デリセット」 900円
店頭で販売しているパン、サンドイッチ、ケーキ、焼菓子、デリ(一部)など 190円~
※デリバリー可能金額は合計1,200円以上です
※価格はすべて税別です。内容に変更が入る場合もございます

■購入方法
<テイクアウト>
店頭販売

<デリバリー>
受付方法:店頭もしくは電話にて注文
お支払い:現金払い(配達料は基本無料)
配達エリア:
武蔵野市吉祥寺本町全域/武蔵野市北町1丁目、武蔵野市東町1丁目/武蔵野市南町1丁目・2丁目/武蔵野市御殿山1丁目/武蔵野市中町1丁目
※詳細は店舗の公式SNSをご確認ください。

【3】Osteria NERORI(吉祥寺)※休業中


インテリアデザイナーでもある代表の前澤邦夫さんが自ら空間デザインを担当。「“薫り”がある創作イタリアン」をコンセプトにオープンしたのが、吉祥寺の『NERORI(ネロリ)』だ。
多彩なジャンルで腕を磨いた亜厂(あかり)祐樹シェフが、フルーツなどを効果的に使った華やかな料理で、そのコンセプトを見事に実現している。

「”薫りを楽しむ”と語ることで、いっそう料理を楽しめるきっかけになれば」という前澤さんの言葉のとおり、料理がテーブルに運ばれた瞬間、心地よい香りと色とりどりの食材たちが、五感を楽しませてくれる。

テイクアウトの人気は、「押し麦と野菜のカポナータ」「季節の果物とモッツァレラのアールグレイカプレーゼ」などのアンティパスト(写真上・左)。おつまみやお惣菜として食べたり、パスタにプラスしたりと、さまざまな食べ方が楽しめる。

「雲丹でウニボナーラ ペコリーノロマーノの香り」(写真上・右)といったテイクアウトと思えない本格パスタもあれば、子ども用の「キッズトマトクリームパスタ」も用意。

カクテルなどアルコールもカップで販売しているので、テイクアウトだけで華やかな宴が完成しそうだ。(※~5月6日(水)まで休業中。再開については店舗SNSをご確認ください)

■店舗基本情報
店名:Osteria NERORI
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-9-10 1F
電話番号:050-3466-3376

■テイクアウトの営業時間
受付時間:11:30~14:30、17:00 ~20:00(不定休あり)
※~5月6日(水)まで休業中。再開については店舗SNSをご確認ください

■メニュー例
アンティパスト500円~980円
パスタ 1,000円~1500円(※キッズメニューあり)
ドルチェ 400円~500円
ドリンク 350円~500円
※Uber Eatsの場合、メニュー内容と価格に一部変更あり。
※メニューはオススメを日替わりで提供しているため、詳細は店舗SNSをご確認ください。
※価格はすべて税別です。内容に変更が入る場合もございます。

■購入方法
・テイクアウト(店頭または電話注文)
・デリバリー(UberEats対応。専用アプリから「nerori」と検索してください。)
※詳細は店舗の公式SNSをご確認ください。

【4】anicca(西荻窪)


西荻窪『anicca(アニカ)』は、一軒家をリノベーションしたセンス溢れる空間で、ゆったり流れる時間を感じながら、季節を舌で味わえるビストロ。

旬の新鮮野菜や魚介をふんだんに使い、それぞれの持つ個性を大事にしながら、新しいビストロ料理を日々考案している。繊細かつ大胆な美味を堪能しているうち、「料理」と「暮らし」、「暮らし」と「季節」は、密接に重なり合っていることにあらためて気づかされる。

テイクアウトメニューの一押しは、「ディナーっぽいメニューも食べたい」というお客のリクエストで生まれた「お肉料理の盛り合わせ」(写真上・左、15時以降の販売)。

越後豚のパテカン、黒豚のローストor森林鷄のロースト、リエット、仔牛のハム、鴨肉の燻製、千枚漬け、オリーブマリネと、まさにワイン泥棒な料理の詰め合わせだ。

ランチタイムも「お肉と野菜、スパイシーな押麦」、「紅富士サーモン、チーズ、小田島農園のハーブのサンドイッチ」など、旬素材にこだわった凝った料理を楽しめる。シトロンケーキ(写真上・右)などのスイーツ類は常時販売しているので、食後のデザートまで楽しめるのも嬉しい。

■店舗基本情報
店名:anicca
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町4-15-13
電話番号:050-3476-1785

■テイクアウトの営業時間
水~月(火曜定休)
ランチメニュー:12:00~(※売り切れ次第終了)
ディナーメニュー:15:00~(※売り切れ次第終了)

■メニューの内容(一例)
<ランチ>
「お肉、野菜、スパイシーな押し麦(ランチボックス)」1,400円
「紅富士サーモンとチーズ、ハーブのサンドイッチ」1,200円
「シトロンケーキ」(300円)
「プラリネショコラのシュークリーム」450円など

<ディナー>
「お肉料理の盛り合わせ」2,000円
「いろいろな野菜、押し麦とポタージュ」1,600円
「シトロンケーキ」(300円)
「プラリネショコラのシュークリーム」450円など
※価格はすべて税込です。内容に変更が入る場合もございます

■購入方法
テイクアウト(※ディナーは要予約。ランチタイムも混みあっている時間帯があるので、予約したほうがスムーズ。予約は電話やInstagramのDMより受付。詳細は店舗の公式SNSをご確認ください)

【5】LA CREPERIE(西荻窪)


西荻窪の本格クレープといえば、『LA CREPERIE(ラ クレープリー)』。恵比寿の人気フレンチビストロ『Abbesses(アベス)』のシェフ矢作三郎さんが、「フランスでの料理修行時代によく訪れていたクレープスタンドの味を再現したい」という夢をかなえてオープンした店だ。

「バター&シュガー」など、シンプルな素材と職人の技で勝負する素朴なクレープはインスタ映えの真逆路線だが、「これこそパリの日常の味!」と大人気。

そんな『LA CREPERIE』では、『Abbesses』で販売しているフレンチのデリやスイーツが期間限定でテイクアウト可能。

5種類から選べる「キッシュ」(1/2ホール 900円)はあっという間に売り切れる人気商品で、中でもおすすめは「ベーコンとほうれん草のキッシュ」。「キッシュ弁」(写真上・左、900円)は人気のベーコンとほうれん草のキッシュにキャロット・ラペ、レンズ豆のサラダが付いたお得なセット。

「みんな大変な時だから、『自宅で本格フレンチを!』というよりは、なるべくリーズナブルで楽しげなテイクアウト飯を提供したい」という、矢作さんの想いを感じるラインナップだ。

■店舗基本情報
店名:LA CREPERIE
住所:東京都杉並区西荻南3丁目17−7
電話番号:(無し)

■テイクアウトの営業時間
月~金(土・日定休)
11:00~20:00
※売り切れ次第終了

■メニューの内容(一例)
「キッシュ弁」900円
「キッシュ」1/2ホール/900円(※5種類)
「ワッフルサンド」500円(※2種類)
「全粒粉のワッフルとパテのサンドウィッチ」500円
「鶏もも肉のコンフィ」500円~
「ローストポーク ハーブとケイパーのソース(※1グラム4円の量り売り)」
「鯖のエスカベッシュ」900円
「紅茶とアプリコットのケーキ」200円
「レモンケーキ」200円
「チョコレートとバナナのテリーヌ」200円
※価格はすべて税込です。内容に変更が入る場合もございます。

■購入方法
テイクアウト(店頭受け取り)
※『Abbesses』(恵比寿)でも購入可能。

私たちの生活に潤いを与えてくれる街のレストラン。大変な状況が続いている中でも、日々訪れるお客の「おいしかったよ」の声や嬉しそうな笑顔が、心からの励みになっているのだそう。

料理人が丹精込めて作った「テイクアウト」なら、最小限の外出で、最上級のおいしさを得られるはず。大好きな飲食店を応援する新しいかたちとして、検討してみてはいかがでしょうか?


取材執筆協力:桑原恵美子