編集部おすすめ! 絶対行くべき東京の注目フレンチ10店
贅沢なレストランに訪れたいなら「フレンチ」が断然おすすめ。今のうちに訪店の予定を立てておくに越したことはないだろう。そこで今回は、一度は行っておきたいフレンチレストランをお届けすうr。
東京中のおいしいフレンチレストランをピックアップしたので、ぜひいろんな店に足を運んでみてほしい。料理だけでなくワインにもこだわりがある店も多いので、お酒好きな人も必見。
また普段使いで入店できるフレンチから、記念日などのハレの日利用できるレストランまで取り上げているので、シチュエーションに合わせてお店をチョイスしよう。
【1】『ミシュランガイド東京』で、2019年から2年連続でビブグルマンを獲得している『デトレゾン』(自由が丘)
実力派シェフの作るオリジナリティあふれるフレンチで固定ファンがみるみる増え、2017年のオープンからわずか1年半で『ミシュランガイド東京』のビブグルマンを獲得したフレンチ『デトレゾン』。翌2020年にもビブグルマンを獲得し、グルマンの常連客もぐっと増えた人気店だ。
料理は、メニューの半分が、オールシーズン楽しめる定番料理。残り半分が、季節の恵みを楽しめる料理だ。写真上・左の「朝採りトウモロコシのババロア」は、前菜の中で一番人気の季節メニュー。クリーム状にしたトウモロコシとクリームで作られたババロアのなめらかな舌触りがやみつきになる一皿だ。
魚料理の人気は、「天使海老とホタテのソテー 7種のスパイスの薫り」(写真上・右)。隠し味としてカレー粉を加えた一皿は、スパイシーでお酒がほしくなること必至である。
同店を訪れたら絶対に注文したいがリゾット。フレンチシェフが作るリゾットは食べごたえ十分で、人気no.1は、石川県産のイタリア米「カルナローリ」を天日干ししたもので作ったリゾットだ。鶏のブイヨンをベースにバターとチーズでコクを出した「岩のりのリゾット」(写真上・左)、キノコがおいしい秋のシーズンに食べたい「ボルチーニ茸のリゾット」(写真上・右)ともに絶妙のアルデンテ。一度食べたらやみつきに!
ワインは、ソムリエがセレクトしたハーフポーションが各皿につく「ペアリングセット」も人気。いろんな種類を試してみたい人は、ぜひ利用してみて。なお、メニューはすべて2人前での表記だが、1人前(半額)でのオーダーも可能。アットホームな雰囲気なので気軽に予約してみよう。
D’etraison(デトレゾン)
- 電話番号
- 050-5487-0983
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- ディナー 18:00~22:00
(L.O.20:00、ドリンクL.O.20:00)
- 定休日
- 月曜日・火曜日
※月曜日が祝日の場合は営業、翌火曜日が振替休日となります
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】ランチでもディナーでも野菜をふんだんに摂取できる『ボンシュマン』(祐天寺/学芸大学)
東急東横線「祐天寺」駅、「学芸大学」駅のいずれからも徒歩10分程度の『ボンシュマン』は、遠方から通うファンも多い人気フレンチレストラン。子ども連れでの利用も歓迎しているため、三世代が集う夜も多い。
シェフの得意料理のひとつが、旬の魚が主役の「鮎のパテ」(写真上)。マデラ種、ポルト酒、日本酒を使ってゆっくり煮込み、フードプロセッサーをかけて裏ごしして作ったパテはなめらかそのもの。さっくりと揚げた稚鮎のフライを付け合わせているところもユニークだ。
開店当初のスペシャリテ「鶏のサラダ」(写真上)は、常連客からのリクエストによって最近復活。鶏のモモ肉、皮、ぼんじり、砂肝などさまざまな部位を一皿で楽しめるこちらのメニューは、部位ごとに異なる食感も魅力だ。
季節を問わず人気のランチメニューは、具だくさんの「スープ」(写真上)。根菜を中心に色とりどりの野菜をたっぷり使っているだけでなく、野菜の下に、軽くソテーした後、さっと煮ているイワシが潜んでいるのも面白い。
ワイン会を開くこともあるほどこだわりのあるワインは、産地、品種、年代ともにさまざまにそろっているので、「今開栓すべき一本」との出逢いを楽しんで。ランチなら3,300円で本格フレンチが味わえる『ボンシュマン』。一度訪れたら、いつまでも心に残るおいしい時間を約束してくれるだろう。
ボンシュマン
- 電話番号
- 050-5487-0953
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 土・日・祝
ディナー 18:30~23:00
(L.O.20:30)
月・火・木~日・祝日
ランチ 11:30~15:00
(L.O.12:30)
月・火・木・金
ディナー 18:00~23:00
(L.O.20:30)
- 定休日
- 水曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】ディナーコース4,070円の高コスパフレンチ『シェ・ソーマ都立大学』(都立大学)
1998年に『シェ・ソーマ』として自由が丘にオープンした後、建物再開発のために移転して、『シェ・ソーマ都立大学』と名称を変更。現在では、親子2代にわたって訪れるお客や、移転前からのお客も多いという同店は、ディナーコース4,070円~という超リーズナブルな値段で本格フレンチが楽しめるコスパ最強レストランだ。
ディナーコースは、4,070円のAコースのほかに、5,060円のBコース、6,820円のスペシャルコースも用意。スペシャルコース1品目に登場することもある「魚介類とトマトのムース・ジュレのハーモニー」(写真上・左)は、15時間かけて濾過した透明なトマトジュレの上に、フレッシュな野菜や魚介が並んだ美しい一皿だ。
同じくスペシャルコースの魚料理「天然真鯛とポワレ、温かいパテとともに」(写真上・右)は、真鯛のふっくらとしたやわらかな身と、パリッと香ばしく焼いた皮目の対比が楽しい。
メインのイチオシは、円盤状のUFOズッキーニと万願寺とうがらし、ヤングコーン、じゃがいもグラタンが添えられた「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風」(写真上)。フィレ肉の断面は、思わずため息が漏れる美しさだ。
お酒は、ワインやシャンパンなどを各種そろえており、やや辛口の白とフルーティでバランスのいいミディアムボディの赤の両方を好きなだけ飲めるので、おいしい夜を心ゆくまで楽しめる。
家族での食事会やデート、女子会に記念日、誕生日などシーンを問わずリラックスして過ごせる一軒である。
シェ・ソーマ 都立大学
- 電話番号
- 050-5487-6904
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 11:30~15:00
(L.O.13:30)
17:30~22:00
(L.O.20:00)
- 定休日
- 火曜日・水曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】『グランドハイアット東京』出身のシェフ、ソムリエ、ホールの3人がタッグを組んでもてなす『ローレ』(六本木)
『グランドハイアット東京』出身のシェフ、ソムリエ、ホールの3人が独立オープンした、『STEAK&FRENCH LORE TOKYO(ステーキ&フレンチ ローレ トウキョウ)』。
高級感あふれるフレンチに、日本人が慣れ親しんだ和のエッセンスを加え、テーブルに箸を常備するなど、ハイクラスな料理をリラックスした気持ちで楽しめる雰囲気は魅力の一つ。一流の食材を使いつつ、親しみやすさを感じる料理は逸品ばかりだ。
そのひとつ、新イカが主役の「炙りコウイカとカラスミ エシャロットソース」(写真上・左)は、コブサラダのように全体を混ぜ合わせながら楽しむ一皿。
エスニックなソースが印象的な「エビとガーリックシュリンプ ナンプラー 生クリーム」(写真上)は、グリルした秋ナス、エビのほか、レンコンチップやさつまいもチップ、生のマッシュルームスライス、セルバチコなどがふんだんに盛りつけられた彩り豊かなプレートだ。
スペシャリテは「金目鯛のソテー 30年熟成ソース」(写真上)。オーナーソムリエのお父様秘伝の30年熟成ソースと、料理長考案のホワイトソースが見事に融合したハイセンスな一皿で、中はふっくらジューシーに仕上げた金目鯛のソテーとの相性もバツグンだ。
コースのほか、アラカルトも用意しており、ワインバーのような気軽な利用もOK。ゲストがくつろいで過ごせる親しみやすさが満載なので、つい長居したくなる。
STEAK&FRENCH LORE TOKYO
- 電話番号
- 050-3461-5319
- 営業時間
- 月~土・祝前日・祝日 ランチ:11:30~15:30(L.O.14:30) 月~土・祝前日・祝日 ディナー:17:30~23:00(L.O.21:30)
- 定休日
- 毎週日曜日 ※詳細は店舗までお問い合わせください。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【5】恵比寿の名店『オー・ギャマン・ド・トキオ』のエスプリを受け継いだ『ラグレアーブル・エスプリ・ド・ギャマン』(門前仲町)
恵比寿の名フレンチ『オー・ギャマン・ド・トキオ』で修業を積んだ佐山典義さんがオープンした『ラグレアーブル・エスプリ・ド・ギャマン』。店名は、「心地よい」を意味するフランス語と「ギャマンの精神」なる言葉を掛け合わせたもの。つまり、伝説のフレンチの精神を受け継いだ、アットホームで居心地のよい店を目指している。
メニューには、『オー・ギャマン・ド・トキオ』の料理を継承したものもある。そのうちのひとつが、「とうもろこしのムースと生ウニ」(写真上・左)。とうもろこしの甘みを楽しめるムースに、美しい彩のウニがトッピングされたメニューは、『オー・ギャマン・ド・トキオ』でも15年以上看板料理に君臨し続けた一品だ。
「ふわふわチーズスフレオムレツ 白トリュフハチミツがけ」(写真上・右)は、スフレオムレツの中にとろとろのグリュイエールチーズを巻き込み、マスカルポーネチーズを乗せてパルミジャーノチーズをふりかけた一皿。3種類のチーズが見事なハーモニーを生んだオムレツは、口に運ぶと、ほっこりやさしい気分になれそうだ。
こちらは、玉ねぎ、ピーマン、水煮マッシュルーム、自家製のバントレッシュを使った「ナポリタン」(写真上)。具材をよく炒め、たっぷりとうまみが出たところでケチャップを入れて煮詰めているので、驚くほど濃厚な口当たりだ。
コース、アラカルトともに心がほっとする味わいがうれしい。コースのメインに使うA5ランクの和牛の“端っこ肉”がたまると、裏メニューとしてカレーを作ることもあるそうなので、気になる人はぜひとも尋ねてみて? わざわざ行く価値ありの一軒である。
L’Agréable Esprit de GAMIN
- 電話番号
- 050-5487-7268
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 18:00~22:00
(L.O.20:00)
土日祝 17:00〜22:00(L.O.20:00)
- 定休日
- 月曜日
月曜日定休(月曜日が祝日の場合は営業し、翌火曜日休業)及び不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【6】名作「フォアグラ・ビーツ・薔薇」をはじめ、一品一品芸術的な美しさの『ル スプートニク』(六本木)
『ミシュランガイド パリ 2019』三つ星の『パヴィヨン・ルドワイヤン』や、『オーグードゥジュール ヌーヴェルエール』(現在は閉店)などで研鑽を積んだ実力派シェフが開いた『ル スプートニク』。フランス料理をベースとしながらも、シェフの感性が光る独創的な料理が人気で、記念日などのハレの日にぴったりのフランス料理店だ。
メニューはランチ、ディナーともにコースのみ。旬の食材をふんだんに使った個性的な料理には、木製の器や石などナチュラルな素材を使った盛り付けを施し、前菜からデザートまで逸品ぞろいだ。
なかでもスペシャリテの「フォアグラ・ビーツ・薔薇」(写真上)は圧巻の美しさ。土台となるフォアグラに、薔薇の香りを宿したゼリーをのせ、その上にチュイールを一枚一枚丁寧に敷き詰めている。もちろん味わいもハイレベル!
常連客からのリクエストも多い「蝦夷鹿」(写真上)は、独自の調理法でジューシーに焼き上げ、鹿の血でつないだ赤ワインベースのソースと合わせている。ふっくらジューシーに焼きあがった肉は、フォークで少し触れるだけでも、プルンとしたやわらかさが伝わってくる。
アミューズからデザートまで、一品一品にかける熱量が突き抜けていることこの上ない『ㇽ スプートニク』。「お客さまに、『おいしかった』『楽しかった』と言ってもらえることがなによりうれしい」と語るシェフの料理を味わえば、至福の時間が過ごせるはず。
ル スプートニク
- 電話番号
- 03-6434-7080
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- 営業時間
- 火~日
ランチ 12:00~15:30
(L.O.13:00)
ディナー 18:00~23:00
(L.O.20:30)
- 定休日
- 月曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【7】名フレンチ『ジョンティ・アッシュ』を盛り上げたシェフとソムリエがもてなす『レストラン ラリューム』(白金台)
『ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2014』で一つ星に輝いた『ジョンティ・アッシュ』で、その当時のシェフとソムリエを務めていたふたりがオープンした『レストラン ラリューム』。2014年の星獲得後も、『ミシュランガイド東京 2018』まで5年連続で評価を守り続けたが、さらなる高みを目指すべく、独立を決意してオープンしたのが同店なのだ。
料理は、ランチ、ディナーともにコースのみ。前菜の一品「新秋刀魚 トマトフォンデュとトロ茄子のタルト スダチの香りで」(写真上)は、焼いた秋刀魚を、大根、粒マスタード、ミョウガ、生姜、すだちを搾って和えたソースとともに楽しめる。まるで日本の定食を感じさせるような食材の組み合わせだ。
「ペリゴール産フォワグラのプランシャ焼き イチジクのキャラメリゼとタルタルを添えて」(写真上・左)は、余分な脂をそぎ落としているため、しつこさをまったく感じることがないフォアグラが主役。
メインディッシュの「ランド産 小鳩を藁の薫香をつけてロースト ジロール茸と茶豆のフリカッセを添えて」(写真上・右)は、しっとりとやわらかな小鳩を旬の食材とともに楽しめる。
ワインは、料理との相性ぴったりのワインを楽しみたいならぜひペアリングのご利用をどうぞ。グランメゾンなのに、実は、おひとりさまも大歓迎。お客の好みを訊きながら、オーダーメイドで料理を提案してくれるのも魅力だ。
Restaurant L’allium(レストラン ラリューム)
- 電話番号
- 050-5487-5088
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- ランチ 12:00~14:30
(L.O.13:00)
ディナー 17:30~22:30
(L.O.19:30)
営業時間短縮要請の全面解除を受けまして、営業時間・酒類のご提供を通常営業とさせて頂きます。解除後も引き続き、感染拡大防止の措置徹底を実施させて頂きます。
- 定休日
- 月曜日を中心に月8回
詳細は店舗まで問い合わせ下さい。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【8】3品以上を選んで「自分のコース」を注文するスタイルが話題の『ランタンポレル』(外苑前)
フランス語で「永遠不滅」を意味する『ランタンポレル』。なぜこのような店名かというと、「永遠に変わらずおいしい料理とワインを提供していきたい」という想いがあるからだ。
料理は、コースとアラカルトの中間のような唯一無二のスタイル。ひと口大の前菜「アミューズ・ブッシュ」、サラダ、プチデザート、食後のミニ菓子「ミニャルディーズ」、コーヒーの5品をベースに、そのほかの前菜やスープ、甲殻類料理、魚料理、肉料理、チーズ、デザートからプラス3品以上を選んで「自分のコース」をオーダーするスタイルなのだ。価格にして3,600円~1万5,000円。その日の気分やおなかの空き具合に合わせていい塩梅に調整できるのがうれしい。
まずは前菜。こちらの「北海道産昆布牡蠣」(写真上・左)はご覧のような美しさ。上にとろんとかかっているのは、牡蠣を煮てとっただしをゼラチンで固めたもの。さらにウォッカもたっぷり加えられた奥深い大人の味わいだ。
「尾長鯛」(写真上・右)は、野菜のピューレをたっぷり敷いたヘルシーな一皿。セルバチコとエシャロットを焦がし菜種油で和えたものを上にのせているため、芳ばしい香りも楽しめる。
ワインは、フランスの熟成したものを中心に200種類ほど常備。骨格のしっかりとした料理に合うものばかりなので、シェフにおすすめを尋ねながら楽しんでほしい。
l’intemporel(ランタンポレル)
- 電話番号
- 050-5487-0750
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- 営業時間
- 火~日
ランチ 12:00~15:00
ディナー 18:00~23:00
- 定休日
- 月曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【9】9皿6,050円のコースが人気! だけど…ワイン1杯からの利用もOKな『ルディック』(浅草)
「浅草 花やしき」の裏に佇むフレンチ『ルディック』は、オープンキッチンのカウンター7席とテーブル席8席のアットホームなレストラン。9皿6,050の最強コスパのコースが一番の人気だが、実は、ワイン1杯からでも気軽に利用できる。フランス・パリの星付きレストラン、青山の名フレンチ『ロアラブッシュ』などで研鑽を積んできたシェフの料理は逸品ばかり。
そのひとつ、コースの前菜として供されている「フォアグラの最中」(写真上・左)は、フォアグラのムースを挟んだ最中の上下それぞれに、ユズのジャム、リンゴのコンフィチュールがあしらわれた愛らしい一品だ。
南フランスのラングドック地方の郷土料理「ブランダードのクリームクロケット オマール海老のジュ」(写真上・右)は、サクサクとしたコロッケの中からも、ソースからも魚介の香りがダブルで広がる一品で、「おいしい!」のひと言に尽きよう。
パティシエ経験もあるシェフが作るデザートは、コースの〆にぴったりな爽やかな味わいものぞろい。下町情緒溢れる浅草で、こんなに美味しいフランス料理を味わえば、夢見心地で帰路につけそうだ。
Ludique ~ルディック~
- 電話番号
- 050-5486-8664
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- 営業時間
- 土・日・祝
ランチ 12:00~14:30
(L.O.13:30)
月・火・木~日・祝日
ディナー 18:00~23:00
(L.O.20:30)
- 定休日
- 水曜日
年末年始(2020年12月29日~2020年12月31日)
その他(2021年1月4日~2021年1月7日)
木曜日を中心に不定休日あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【10】日本とフランスの食文化が共鳴し合う月替わりのコースが魅力の『レストラン ローブ』(麻布)
『レストラン ローブ』の店名には、「始まり」「夜明け」「誕生」といった意味が込められている。日本やフランスで活躍した今橋英明シェフ、パティシエールの平瀬祥子さん、そして日本を代表するソムリエである石田博さんが運命の糸で結ばれ、この店を始めたことを象徴しているかのような美しい店名だ。
テーブルに置かれたショープレートの美しさもまた筆舌しがたいほど。メビウスの輪のような見た目だが、角度を変えるとまるで花開く前の蕾のようにも見え、まさにこれから始まる時間を予感させてくれる。
料理についても、フレンチと器が創る芸術性にあふれており、見目麗しい。たとえば、「スガハラ」の器に盛りつけられた「鎌倉野菜のサラダ」(写真上・左)は、まるで植物のよう。鎌倉で農家の仕事に従事した経歴を持つシェフゆえ、野菜への想いはひとしおで、自分の目で見て納得したものだけを厳選している。
熊本の利平栗のモンブランとトリュフのアイスクリームによる「グランデセール」(写真上)は、旬の食材同士の相性を考え抜いて作られた一皿。
季節を感じる食材を使って、日本とフランスの食文化が響き合う料理の数々が振る舞われる『レストラン ローブ』。大切な人と食卓を囲めば、きっと、幸せな気分になれるはず。
Restaurant L’aube
- 電話番号
- 050-5486-7620
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 火~土・祝日
ランチ 11:30~15:00
(L.O.12:30)
ディナー 18:00~22:30
(L.O.19:30)
都からの要請によってディナーの営業時間が変更となります。詳細はお店までお問合せ下さい。
- 定休日
- 月曜日・日曜日
不定休※年末年始休暇、臨時休業あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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