フーメンとは? ヌードル専門店『フーメン』が表参道に誕生! 予約困難店が開発した”フー麺”は行列必至

大阪・北新地のフレンチレストラン『comptoirfeu (コントワールフー)』と、京都・東山泉湧寺の四川料理店『齋華(さいか)』がコラボレーションし、表参道に新感覚の麺料理店『Feumen(フーメン)』を2021年7月1日に開業。パスタともラーメンとも言えない新感覚の「まぜ麺」は、エビの風味豊かなスパイシーソースと、15〜20種類のトッピングで自在にカスタマイズできる! 絶対行きたい一軒です。

2021年08月25日
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フーメンとは? ヌードル専門店『フーメン』が表参道に誕生! 予約困難店が開発した”フー麺”は行列必至

森をイメージした都会のオアシス的麺料理店『Feumen(フーメン)』

有名店がプロデュースした店は数あれど、完全予約制の超人気店同士がコラボレーションしたお店はそう多くない。

トレンドの発信地とも言える表参道に、この夏オープンしたのは、そんな普段は行くことが難しい超人気店同士が奇跡のコラボレーションを果たした新感覚の麺料理店。

大阪北新地駅にある予約困難な完全紹介制のイノベーティブフレンチレストラン『comptoirfeu (コントワールフー)』の佐藤歩シェフと、京都東山泉湧寺にある予約困難な紹介制の四川料理店『齋華(さいか)』の齋藤博人シェフがタッグを組んだ『Feumen(フーメン)』だ。

『Feumen(フーメン)』があるのは、表参道駅から外苑前方面へ歩いて1本目の小道を東に曲がったエリア。サードウェーブ系コーヒーの火付け役となった『ブルーボトルコーヒー』やフルーツタルトで有名な『キルフェボン』があり賑わいを見せているが、『Feumen(フーメン)』はその『キルフェボン』の手前を曲がった奥まった場所に立地する。

店頭にはケンチャヤシが並び、エントランスが大きく開け放たれ、陽の光が店内に差し込むその様子は、麺料理店とは思えないロハスな印象だ。

店内は「アートと植物の融合」をコンセプトにプラントハンターとして世界的に有名な西畑清順氏によるデザインされた植樹に、若手の画家として頭角を現している添田奈那氏のアートをディスプレイ。

▲中央の柱には濃さの違う2種類の天然モスを植樹しているが、これは天才シェフ2人のコラボレーションを表現しているという


「本当においしい麺」をいろんな人に味わって欲しいという思いから、女性一人でも来店しやすいおしゃれな内装を心がけたと言う。

開発約1年半! フレンチと中華の名シェフが作り出す麺料理が1,000円台で味わえる

そんな『Feumen(フーメン)』で味わえるのは、パスタともラーメンとも言えない新感覚の“まぜ麺”。ココナッツミルクを加えて辛さを控えた「マイルド」か、スパイシーな「スタンダード」をラインナップし、量は小盛り、並盛り、大盛りからチョイスするという内容だ。

使用される麺は、その道のプロである『齋華』の齋藤シェフが開発。試作を重ね、数ある小麦の中から厳選した北海道と九州のブレンド小麦と水のみで、かたすぎず、やわらかすぎない中太麺を作り出した。

麺は毎日店頭で製麺しており、気温や湿度によって水の量や茹で時間も調整している。茹でた麺は水でしっかりとしめ、水気を切って皿に盛る。

ソースは、『comptoirfeu (コントワールフー)』の佐藤シェフと、全国のいろいろなお店を食べ歩いてきた『Feumen(フーメン)』のオーナーがタッグを組んで1年半以上かけて考案。詳しいレシピは企業秘密ということだが、さまざまな国のスパイスと、たっぷりのエビを使っている。

冷めても風味が落ちないように調整しており、デリバリー、テイクアウトも可能にした。麺にはソースのほか、デフォルトで豚肉で作るスパイシーなひき肉もトッピングされる。

これに15~20種類あるトッピングの中から2種類をチョイスし、自分好みの味にアレンジしていただく。トッピングは、アボカド・ガリ・ ココナッツミルク・ パクチー・ フライドオニオン・豆苗・ 粉チーズ・ 白ネギ・ 温玉・黒酢・トマトマリネ・ササミ・納豆・豚バラ・キューリ・ライム・ローストビーフが用意されているほか、夏季限定でオクラ、トウモロコシも現在ラインナップ。

今回は店長の新井康展さんおすすめの、白ネギとガリ、トマトマリネ(追加トッピング)をトッピングしてもらった。

食べる前にソースと麺、具材がよく絡むよう混ぜ合わせていただく。ひと口食べると、濃厚なエビの味わいと甘みのあとから、エキゾチックなスパイシーさが追いかけてくる。フレンチと中華のシェフがコラボした料理だが、東南アジア料理のような雰囲気だ。

麺はツルツルと適度なコシもありつつ、噛むほどに小麦の甘さが感じられる。トッピングの白ネギのシャキシャキとした清涼感、そして甘酸っぱいトマトマリネで、ソースの辛さが和らぐ。鮨以外ではあまり活躍しないガリも、まぜ麺に加わることによって、タイの青パパイヤを使ったサラダ「ソムタム」のよう。五味が見事に掛け合い、調和し、刺激し合う、そんな面白い一皿だ。

ちなみに無料で提供される水は、抗酸化作用が期待できるということで、人気飲食店がこぞって使用しているπ(パイ)ウォーターを採用。このπウォーターは麺を作る際や、食材を洗う際などにも使っているという。

注文はテーブルのQRコードから! 完全キャッシュレス&モバイルオーダーという最先端オペレーション

もう一つ『Feumen(フーメン)』の特徴とも言えるのが、日本ではまだ珍しいモバイルオーダーを採用していること。テーブルに貼られたQRコードを自身のスマートフォンで読み取り、会員登録またはLINEで友だち追加をするとオーダーが可能で、スマートフォン上で決済まで完了できる。

テイクアウトの場合も、LINEからオーダー可能。表示された時間に来店すれば、出来立てを受け取ることができる。

このほか、カトラリーやお手拭きなどはテーブルの下の引き出しに収納するなど、スマートなオペレーションが光る。

現在はコロナ禍もあり待ち時間なく入店できるということだが、超人気店のコラボということもあり行列ができるのも時間の問題だろう。予約はできないため、早めの来店をおすすめしたい。

【メニュー】
スタンダード、マイルド 各1,320円
追い飯 55円
追加ソース 110円
追加トッピング 1点110円

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

撮影:中森りほ

Feumen(フーメン)

住所
〒107-0062 東京都港区南青山3-18-5 さくらapartment 1F
電話番号
03-6882-9895
営業時間
11:30~15:30
定休日
無休
公式サイト
https://www.instagram.com/feumen_omotesando/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。