一味違う立ち飲みを体験!料理もお酒もハイクオリティな東京の立ち飲みまとめ

2016年05月23日
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一味違う立ち飲みを体験!料理もお酒もハイクオリティな東京の立ち飲みまとめ
Summary
1.女性がくつろげる東銀座の割烹『三ぶん』
2.香港スタイルの焼き物と自然派ワインのマリアージュを楽しむ『楽記(らっき)』
3.価格と味が高クオリティ!日本一有名な勝どき『かねます』

昔は下町でおじさんたちが安酒を飲み交わす場というイメージがあった立ち飲み。ところが、最近は料理もお酒もクオリティがぐんとアップ。おしゃれで居心地の良い内装を兼ね備える店も増え、女性にも人気な飲食店の形態となってきた。
今回は、暖かくなってきたこれからの季節、夜風に誘われふらっと入ってみたくなること請け合いの、今チェックしておきたい立ち飲みをまとめてご紹介。

1.本格的割烹料理が400円~、冷酒500円均一!割烹・料亭の料理と器がある立ち飲み

割烹や料亭での修業経験を持つ金子浩司さんが店主を務める、東銀座の立ち飲み屋『三ぶん』。気安い立ち飲みスタイルだが、杉玉が下がる軒先や、カウンターに整然と並ぶ年代物や作家物の美しい器が、極めて上質な雰囲気を生み出している。

鮮魚は築地で調達した天然物のみで、生はもちろん昆布で締めてお造りに、店で熟成させてからムニエルになど、ひと仕事を施した本格的な料理が自慢だ。冷酒は、六勺(0.6合=約108ml)500円均一、熱燗は一合900円と良心的。女性に人気な点もうなずける。
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2.香港式焼き物とヴァン・ナチュールの、ちょっと特別な立ち飲みスペース

外苑前の、一見すると個人宅のように見える『楽記(らっき)』は、焼烤(焼物)をメインとした広東料理の店。勝山晋作さんが店主を務めるこちらのお店は、広東料理とヴァン・ナチュール(自然派ワイン)を楽しむことができる。

本来のダイニングスペースは建物の2階と地下1階だが、実は1階の厨房前に丸テーブルが1卓あり、ワインの角打ちといった具合に立ち飲みが可能。

炭火釜焼きアヒルや自家製腸詰などが焼きあがる様子を眺めながら、ワイングラスを傾けるライブ感がたまらない。
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3.あらゆる食の既成概念が覆る、立ち飲み屋の終着駅

築地市場を越え勝どき橋を渡ると現れる、小さな一軒家の立ち飲み店『かねます』。深川で生まれ、京都で修業した店主は、板長格まで昇り詰めた後、東京に戻り、勝どきに立ち飲み屋を開店。今はご子息の洋さんと、京都仕込みの九州人マサやんが腕を奮い、連日行列を作っている。

「コロッケ」はジャガイモではなく百合根で、味噌汁には小ぶりながら伊勢海老など、ここにしかない味が満載。ハイボールの名店としても知られ、ウィスキーに梅エキスを加えた独自の素と、下町ならではの強炭酸で作られる一杯はどの料理にもよく合う。人気店ゆえ、長居は無用。店の呼吸に合わせて場を気遣いつつ、高級割烹さながらのクオリティを堪能したい。
※取材時点での情報となるため、メニューなど変更されている可能性もございます。
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