メディア初公開!酒都・立石の最強酒場『宇ち多゛』9つの掟&楽しみ方公式ガイド【永久保存版】 

【連載】幸食のすゝめ増刊号 立石の歩き方 完全オフィシャル『宇ち多゛』ガイド

2016年09月01日
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メディア初公開!酒都・立石の最強酒場『宇ち多゛』9つの掟&楽しみ方公式ガイド【永久保存版】 
Summary
1.立石が誇る名店『宇ち多゛』の三代目と常連に直接取材して完成したオフィシャルガイド
2.入店前の注意からスムーズな注文方法まですべてを掲載
3.初心者なら一度は食べておきたいメニューは写真でも紹介

立石を目指す多くの人の目的地として君臨する、もつ焼きと煮込みの名店『宇ち多゛』。しかしながら、はじめての人には暗号としか思えない注文方法とローカルルールがあり、知らずに入店しても、食べたいものを何一つ注文できずに終わってしまうということになりかねない。
そこで、『宇ち多゛』三代目と土曜奥席のご常連たちにどうすれば、スムーズに「宇ち入」できるのかを訊いた。

他所では見られない、完全オフィシャル『宇ち多”』ガイドだ。

なお、達人が指南する『宇ち多゛』と立石で土曜日の昼から飲み歩きたい店5選の詳細はこちら

一、 大前提

酔っている人間は入店不可! 必ず立石の一軒目に、『宇ち多”』を

二、入店時にすること

カバンは必ず肩から外し、前に持つ。 ※カバンが他の客にぶつかったり、食器の転倒を避けるため。

三、入店中の約束事

全席禁煙、皿は清算のため重ねる。
また、自分の食べ物以外の撮影は厳禁。

四、注文指南・飲み物編

1.梅割り(宝焼酎)200円/葡萄割り(宝焼酎)200円
『宇ち多゛』では、ほとんどの客がどちらかを頼む。梅割り、葡萄割りの注文は「梅」、「葡萄」というだけでいい。
コップに溢れるほどの宝焼酎25度が満たされ、そこにそれぞれのシロップが注がれる。シロップは「辛め」または「甘め」のオーダー可。
また、最後の一杯のみ「半分」のオーダーが可能。(100円)

2.瓶ビール(大瓶)600円/瓶ビール(小瓶)400円
チェイサーとして小瓶を頼むか、ビール党の方用。
※ただし、良質な「もつ」は限りなく焼酎に合う。

3.ウーロン茶200円/サイダー200円
チェイサーとして頼むか、アルコールがダメな人向け。

4.清酒(二級)250円 清酒(一級)300円、電気ブラン250円、蜂ぶどう酒250円、ウイスキー600円
※一応メニューにはあるが、この5アイテムを頼む人はほとんどいない。

五、注文指南・焼き物編

1.ネタの種類 ※すべてひと皿200円
レバ(肝臓)、シロ(大腸)、ガツ(胃)、アブラ(頭のアブラ部分)、ハツ(心臓)、
ナンコツ(軟骨)、カシラ(頭)、ツル(陰茎)
※アブラは多いとこ/少ないとこも選択可能、カシラは早く売り切れるが、「アブラ少ないとこ」を頼めばカシラも含まれている。 ※ツルは希少部位で、平日の口開けのみ入手可。

2.味の種類
塩…何も言わなければ普通。そのほか、「から塩」「うす塩」も注文可。
タレ…どこでも出逢うことができない『宇ち多゛』自慢のタレ、濃厚で極めて美味。
素焼き…具を素焼きにして醤油をかけたもの。追加で「お酢」も注文可。
味噌…うす塩で焼いた串を煮込みの鍋に潜らせたもの。

3..焼きの種類
普通焼き…何も言う必要はなし、何も言わない場合には普通焼きに。
若焼き…普通より、やや軽く焼いたもの。さらに焼きが浅い「うんと若焼き」も注文可。
(※ただし、レバの「若焼き」は2015年6月から当局により禁止)
よく焼き…こんがりと焼いたもの、香ばしいタレなどに有効。

4.注文の仕方
ネタ→味→焼き加減→お酢の順番で注文。
焼物は2本1皿が原則。平日限定のツルは1人1セットまで。

六、注文指南・生編

※生と言っても、ボイルされたもの。醤油風味のタレをかけてある。好みで「お酢」を追加できる。焼物と違い、生は1本ずつ2種類でのオーダーも可能。ただし、タン生のみは1皿で供される。
1.ネタの種類 ※すべてひと皿200円
シロ生(大腸)、ガツ生(胃)、アブラ生(頭のアブラ部分)、ハツ生(心臓)、ナンコツ生(軟骨)、ボイル(肝臓)、テッポウ(直腸)、コブクロ(子宮)、タン生(舌)、シンキ(テッポウ&コブクロのセット)
※シンキは平日の口開けのみ、ボイルは平日のみ。テッポウ・コブクロ共に平日早い時間に売り切れる。アブラは「多いとこ」「少ないとこ」を選択可。タン生は「赤いとこ」を選択可、比較的早い時間に売切れ。

2.注文の仕方
1本ずつか、2本か→お酢をかけるか、かけないか?
何も言わなければ2本セットでお酢なし、となる。

七、注文指南・煮込み編

※煮込み(200円)の注文は、単に「煮込み」で可能。口開けの時間には、「ホネ」と呼ばれる顎の骨を頼むことができる。
また、早い時間帯なら、ご常連を真似て以下の様なオーダーも可能。
・「煮込み、白いとこ」…シロやハツモトなどの白い所を中心に。
・「煮込み、黒いとこ」…フア(肺)やレバーなど黒い所を中心に。なお、「黒いとこ以外」と言うとフアのみ外してくれる。
・「煮込み、ハツモト入れて」…特にハツモトをたくさん入れてくれる。

八、注文指南・お新香編

※お新香は大根と胡瓜の「お新香」と大根のみの「ダイコン」という2種類。すべてひと皿200円。紅生姜はデフォルトで少しのっているが、たくさん欲しい時は「ショウガのっけて」、いらない場合は「ショウガのせないでダイコン」といったようにオーダーする。
味付けは、基本は醤油味だが、「かけないで」と言えば醤油なし。
「お酢」と言うと、醤油+お酢、「お酢だけ」と言うとお酢だけになる。

九、注文指南・お会計編

「お勘定(あるいはお会計)お願いします」と告げればOK。席で支払いを済ませる。その際、焼酎の杯を聞かれるので「2つ」とか「3つ半」とか正直に答えるように。入店時と同様にカバンを前に持ってお店を出る。

以上、完全オフィシャル『宇ち多゛』ガイドである。

(イラスト・小西康隆)


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なお、達人が指南する『宇ち多゛』と立石で土曜日の昼から飲み歩きたい店5選の詳細はこちら

※森一起さんのスペシャルな記事『【幸食秘宝館】渋谷にたたずむ奇跡のような隠れ家的名店・3軒を巡る』はこちら

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