鎌倉駅前にチョコ好き待望のビーントゥバ―の名店『ダンデライオン・チョコレート』日本3号店がオープン!

2017年02月09日
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鎌倉駅前にチョコ好き待望のビーントゥバ―の名店『ダンデライオン・チョコレート』日本3号店がオープン!
Summary
1.米サンフランシスコ発祥のクラフトチョコレート専門店『ダンデライオン チョコレート』が鎌倉駅前にオープン
2.鎌倉店限定! 11時までのんびり楽しめるブレックファストメニューは要チェック
3.ダンデライオン チョコレートの美味しさの秘密は単なるBEAN to BARというだけではない!

古都鎌倉で最も賑わう小町通りとは駅を挟んだ反対側。しっとりと落ち着いた雰囲気が漂う鎌倉らしい西口徒歩1分の立地に、サンフランシスコ発祥のクラフトチョコレート専門店『ダンデライオン・チョコレート』の日本3号店が東京・蔵前、三重・伊勢神宮外宮前に続いてオープンした。

カカオ豆の選別からチョコレートバーになるまでの工程を一貫して自社工房で行うBean to Barの店もこのところ、連日メディアで取り上げるくらい話題になっているが、その火付け役といえるサンフランシスコの大人気店がこの『ダンデライオン・チョコレート』。日本でも個性溢れるチョコレート店が増え続けているなかにあって、ダンデライオンが愛されている理由はどこにあるのかを探った。

カカオ豆と砂糖のみで作られた個性豊かなフレーバーが目白押し

店に入るとすぐ右手に、サンフランシスコ店や蔵前店のファクトリーで作られたチョコバーが並べられている。「すべてカカオ豆ときび砂糖だけで作っているんです」と話してくれたのは、現在販売ししている「サン・ファン・エステート, トリニダード 85%」のローストプロファイルを行った伴野智映子さん。カカオの個性を引き立たせるには2つの重要な工程がある。
一つは発酵。この段階でフレーバーが決まるわけだが、これはさすがに現地での作業。『ダンデライオン・チョコレート』では契約しているタンザニアやベネズエラなど10カ国の農家に発酵させる環境などの取り決めを行い、丁寧に作業してもらっているのだという。

そして、もう一つがロースト。焙煎温度や焙煎時間の細かな調整でまったく違う味わいになるのだという。ここがローストプロファイラーの腕の見せ所だ。産地ごとに大まかな特徴はあるものの、ローストで風味や香りを操ることができる。1つのチョコバーを作り出すためにおよそ35個ものサンプルを作り、スタッフみんなで試食をし、味を決める。そうした気の遠くなる作業を繰り返し、微妙なフレーバーの違いを突き詰めていく。そうした、うまみを引き出す魔術師たちによってオリジナリティが吹き込まれた『ダンデライオン・チョコレート』のチョコレートは、オーソドックスなものからリッチテイストのものまで、何度食べても飽きない。

鎌倉限定! 朝からチョコを楽しめる充実のイートインメニュー

鎌倉店でしかいただけないメニューもある。
ストロベリー・フルーツ・コーヒーと3種のフレーバーから選べる「ブレックファスト・グラノーラ」だ。ミルクやヨーグルトをかけていただくこの朝食は、すべてオーガニック食材で作られている。たとえば、ストロベリーフレーバーは、オーツ麦、メープルシロップ、ハチミツ、エクストラヴァージンオリーブオイル、かぼちゃの種、大粒のクルミ、そしてメインとなるイチゴがゴロゴロと入っている(写真・上)。スプーンに添えられているのは、グアテマラ産のカカオニブ。そのまま食べると赤ワインのような苦味や酸味を感じるが、グラノーラと混ぜることにより、ミルクの甘みやストロベリーの酸味とマリアージュし、味わいに深みがうまれる。栄養価が高く低糖質だと人気のグラノーラにカカオのもつポリフェノールが加わり、忙しい朝にぜひ取り入れてみたい。

そのほか、「ダンデライオン・チョコレート・クロワッサン」にサンドされたチョコには、グアテマラ産のカカオを使用。華やかな風味がクロワッサンのバターの甘みを引き立たせてくれる。焦がしキャラメルのような芳ばしいあと味のカカオとバターが相性抜群だ。

優しい甘さのホットチョコレートをお供に選べば、散歩やデートが気持ち豊かになるだろう。鎌倉店限定フレーバー「カマクラホットチョコレート」は、地元で愛され続ける老舗茶屋『枝村園』のほうじ茶とコラボレーションしている。とろっとまろやかに包み込む味わいは、ほっと心を癒してくれる。

コンセプトは“クラフト&コミュニティ”

日本中の女性がチョコレートという言葉に敏感になるこの季節。まるで戦場のような売り場とはかけ離れた、ゆるやかな空気が流れる『ダンデライオン チョコレート』で、手作りの温かさに触れてみてはいかがだろう。若い職人が集うクラフトの街・蔵前や、多くの人が集まる伊勢神宮外宮前に出店してきたダンデライオン。鎌倉もどこか似た雰囲気がある。流行と老舗が共存する新天地に、クラフトチョコレート文化が新たな幕を開けた。

(文・取材 / 植木祐梨子)

【メニュー】
ブレックファスト・グラノーラ 420円(ミルクからヨーグルト、アーモンドミルクに変更の場合 プラス50円)
ダンデライオン・チョコレート・クロワッサン 330円
ハウスホットチョコレート 580円
カマクラホットチョコレート 630円
※価格は全て税抜

ダンデライオン・チョコレート鎌倉店

住所
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町12-32
電話番号
0467-53-8393
営業時間
8:00~20:00 (L.O. 19:30)
定休日
無休(年末年始除く)
公式サイト
https://dandelionchocolate.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。