今こそ楽しむべきもののひとつが、新茶の季節を迎えた「日本茶」だ。 日本の食生活の中で定番の緑茶。紅茶やコーヒーなどと同様に、探求すればするほどにその味わいや楽しみ方は実に奥深い。飲み比べてみれば、同じ緑茶でも味や特徴がまったく異なることがわかるだろう。今回はこだわりの茶葉で淹れた日本茶を提供する、選りすぐりの日本茶専門店3店をご紹介しよう。
深蒸しの“こくまろ”緑茶をスイーツと一緒にいただく『すすむ屋茶店』
日本茶の最高位品種「サエ」をはじめ、「こくまろ」や「くきほうじ」などの茶葉を扱う鹿児島茶の老舗『すすむ屋茶店』が東京・自由が丘に2号店をオープン。深蒸しのしっかりした味わいの緑茶を楽しめる。
緑茶付のアイスクリームぜんざいなど、「日本茶」×「スイーツ」のペアリングが気軽に楽しめるのも魅力的だ。
お茶の選択に迷ったときは全9種の煎茶のうち、日替わりで楽しめる「本日の緑茶」がオススメ。茶葉ごとの個性を引き出す焙煎人が最適な方法で淹れた一杯が供される。日本茶を知り尽くしたプロが、その魅力と奥深さを伝えてくれる。
【店舗情報】
すすむ屋茶店 東京自由が丘
住所：〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-25-5
電話番号：03-6421-4142
＞＞＞この店を特集している記事を読む
厳選した国内12種の“シングルオリジン”な日本茶をセレクトした『サロン・ド・テ パピエ ティグル』
「紙の虎」がトレードマークで、パリ発のプロダクトショップに併設された日本茶サロン『salon de thé PAPIER TIGRE（サロン・ド・テ パピエ ティグル）』。「花ほうじ」や「さえみどり」など国内にある11農園から12種類のこだわり抜いた厳選茶葉を提供している。
カウンターにずらりと並んだ12色の茶筒は、茶葉ごとにそれぞれ小さなカルテが付いている。特徴や産地だけでなく、おいしい淹れ方が紹介されているので、家庭でも取り入れやすい。
店内でいただける日本茶は、3回までお湯の注ぎ足しが可能。3杯目には玄米を加え“玄米茶”として楽しむなど、おなじ茶葉でもさまざまに変化する表情を堪能できる飲み方が実にユニークだ。
【店舗情報】
salon de thé PAPIER TIGRE（サロン・ド・テ パピエ ティグル）
住所：〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-10-4
電話番号：03-6875-0431
＞＞＞この店を特集している記事を読む
日本茶の奥ゆかしさを“飲み比べ”で味わえる『東京茶寮』
『東京茶寮』には、「あさつゆ」や「ゆめかおり」など国内で厳選された25種類の個性豊かな日本茶が揃う。
「煎茶2種飲み比べ＋お茶菓子」は、2種類の茶葉を飲み比べることができるセットだ。
同じ茶葉を三煎目まで味わっていく。一煎目はフレッシュに、二煎目は渋みを堪能して、三煎目は玄米茶で。こだわりの温度とオリジナルの日本茶用ドリッパーで、1杯ずつハンドドリップされるお茶は、実に味わい深い。
お茶と一緒に提供される菓子は、「ドライフルーツの羊羹」や「香るおはぎ」など、伝統を残しつつも気軽に楽しみやすい現代っぽさがある。
【店舗情報】
東京茶寮
住所：〒154-0011 東京都世田谷区上馬1-34-15
電話番号：なし
＞＞＞この店を特集している記事を読む