新宿区のおいしい「テイクアウト」まとめ! レストランの料理をおうちで楽しもう

#テイクアウト
ランチでもディナーでも活用できる、新宿区(神楽坂・四谷三丁目・荒木町・江戸川橋)エリアのおすすめテイクアウト&デリバリーをご紹介。人気フレンチや中華、寿司などのテイクアウトメニューは、どれも驚くほどにハイクオリティ。ステイホームの新たな楽しみ方として、ぜひテイクアウトを楽しんでみてはいかが?

2020年04月14日
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新宿区のおいしい「テイクアウト」まとめ! レストランの料理をおうちで楽しもう
Summary
1.ひと口食べれば、笑顔がこぼれる! おうちでお店の味が楽しめる新宿区のテイクアウト
2.新宿区にある人気レストランの逸品をぜひ!
3.シェフの真心こもった料理をテイクアウトしよう

新宿区にある、「テイクアウト」ができるレストランまとめ

いつもおいしい料理で私たちを元気にしてくれる飲食店。けれども、いま新型コロナウィルスの感染を防ぐために、できるだけ外出しないことが求められています。そんな中、テイクアウトという形でいつものあの“逸品”を届けてくれるレストランが登場してきています。憧れの店や人気のレストランのグルメを、家でゆっくり味わえるのが、テイクアウトの魅力。 “家ご飯”を楽しくしてくれる至福の数々を紹介しよう。

本稿では、いろいろなグルメが楽しめる、新宿区にある個性あふれるレストランを厳選。お近くにお住まいの方は、極上のテイクアウトメニューを楽しんで、私たちの愛するレストランを応援しよう。

▼紹介店舗(2020年4月13日現在)
【1】の弥七(四谷三丁目)
【2】中国菜 智林(神楽坂)
【3】フジコミュニケーション(江戸川橋)
【4】メゾン・ド・ミナミ(四ツ谷三丁目)
【5】すし ふくづか(神楽坂)

【1】『の弥七』(四谷三丁目)

近年、最も注目浴びている食のジャンルに中国料理がある。特に、個性と実力を兼ね備えたシェフたちが次々と店をオープンしている四谷三丁目(荒木町)には、ずらりと名店がそろっている。その一翼を担うのが『の弥七』だ。

オーナーシェフの山本眞也さんは、本場上海で修業し、東京・三田の名店『御田 桃の木』でも活躍した実力の持ち主。「日本人による日本人のための中国料理」をコンセプトに、季節の素材を生かす和の心と、王道の中国料理を卓越した技で融合した料理の数々が、多くのグルマンたちを魅了している。

通常は、懐石料理を模したおまかせコースのみの同店だが、テイクアウトには、中国料理のオードブルなどでよく使われる、器で仕切った大皿を使用した盛り合わせを用意。内容は、フレッシュな大海老を使った「車海老のチリソース」、スペシャリテ「の弥七麻婆豆腐」、「広東風骨付きスペアリブ」、「中華風だし巻き玉子」「よだれ鶏」、日替わりのお楽しみ2品など全7品。

「中華の定番メニューを中心に、ご家庭で白いご飯をご用意いただければ、楽しんでいただける料理をそろえました。こんな風に頑張っていますよ、というところをお見せできればと思います。」(山本さん)

▼テイクアウトメニュー例

「の弥七中華詰め合わせ」 2名様分5,000円、4名様分10,000円(価格はすべて税込/写真上はスペシャリテの「の弥七麻婆豆腐」)。
※料理を真空パックにする技術と設備もある同店では、もっと遠方の方にも楽しんでもらえる方法も企画中。店舗の公式SNSをチェック

【店舗基本情報】
■店名:の弥七
■住所:東京都新宿区荒木町2-9 MIT四谷三丁目ビル1F
■電話番号:050-3314-1152

【テイクアウト情報】
■営業時間:月~土(10:00~20:00、売り切れ次第終了)
■購入方法:店頭で購入
■事前予約:前日までに電話予約(予約方法の詳細は、店舗の公式SNSをご確認ください)

【2】『中国菜 智林』(神楽坂)

こちらは、いつも予約でいっぱいの、神楽坂にある中華レストラン『膳楽房』の姉妹店としてオープンし、話題を呼んだ『中国菜 智林』。

シェフの榛澤(はんざわ)知弥さんは、遠方からもわざわざ訪れる人が絶えないという人気店『龍口酒家(りゅうこうしゅか)』出身。古いレシピ本を紐解き、古きを学びながら、モダンな中国料理に昇華させたメニューの数々は、重さを感じさせず、優しい味わいが評判だ。

今回テイクアウトに用意したメニューは、日本でお馴染みの中華のスタンダードメニューに、『智林』ならではのメニューをプラス。クロレラを練り込んだ特注麺を、チャーシューやネギと和える「里麺(りーめん)」や、季節の野菜をたっぷり使い、同店特製のカラスミ醤(じゃん)や自家製ベーコンなどを使った「季節の野菜炒め」など『智林』ならではの味わいを楽しみたい。

▼テイクアウトメニュー例

里麺(りーめん) 800円(写真上・左)
塩卵入りちまき(1個) 550円(写真上・右)
前菜盛り合わせ 1,500円
パクチーと自家製チャーシューのサラダ 1,000円
季節の野菜炒め 1,200円
脱皮エビのエスニックマヨネーズソース 1,800円
麻辣 麻婆豆腐 1,000円
シンプル肉焼売(4個) 600円
チャーシュー炒飯 900円
台湾屋台風 魯肉飯 900円
※税別(8%)、容器代込み
※その他のメニューもテイクアウト対応可の場合あり、店舗スタッフに相談。

【店舗基本情報】
■店名:中国菜 智林
■住所:東京都新宿区白銀町12-5 1F
■電話番号:050-3477-7625

【テイクアウト情報】
■営業時間:12:00~14:00、17:00~21:00
■定休日:しばらくの間不定休。要SNS確認
■購入方法:店頭で購入
■事前予約:電話での事前予約を推奨

【3】『フジコミュニケーション』(江戸川橋)

旅行の行き先としても大人気の台湾。魯肉飯(ルーローハン)を初めとした“台湾ご飯”はメディアでも特集されるほど近年注目を浴びている。そんな台湾の本格的ストリートフード(屋台料理)が味わえるお店が、江戸川橋にある『フジコミュニケーション』だ。

オーナーの近藤喬哉さんと齋藤翼さんは、台湾料理に魅せられ、訪れた台湾でさまざまな台湾ストリートフードを食べ歩いたのだそう。その時出逢った味わいを忠実に、そして『フジコミュニケーション』流にアレンジしながら提供している。

特に台湾のレアスパイス、マーガオを使った「馬告(マーガオ)餃子」(写真上)は必食。はじけるような爽快な香りとモチモチの皮が自慢の水餃子は、病みつきになること請け合いだ。

テイクアウトメニューには、この「馬告(マーガオ)餃子」の他に、豚肉とニラ発酵白菜、海老の3つの味が楽しめる「水餃子セット3種」、ゴロゴロと大ぶりにカットした豚バラ肉が食べごたえ満点の「魯肉飯(ルーローハン)」など人気のメニューがズラリとそろう。

「料理は、台湾でよく見かけるピンクのストライププラスチックバックに入れてお渡しします。多少ながら台湾の雰囲気を味わって頂ければと思います」と近藤さん。味付けも量もイートインのものと変わらないが、お値段は少しリーズナブル。元気がもらえる台湾ストリートフードを楽しみたい。

▼テイクアウトメニュー例

・魯肉飯(ルーローハン) 600円(写真上・左)
・大鶏排(ダージーパイ)(写真上・右) 700円
・前菜3種 盛り合わせ 800円(きくらげの甘酢和え/干豆腐のセロリとパクチー和え/大根のピリ辛漬け)
・水餃子セット3種 6ヶ入り (豚肉/ニラ発酵白菜/海老)  650円
・馬告(マーガオ)餃子 6ヶ 650円
・鶏肉飯(ジーローファン) 600円
・排骨飯 (パイコーハン)700円
・馬告(マーガオ)腸詰 700円
・海老ワンタン 700円
※価格は税抜き。8%の軽減税率適用
※通常メニューもテイクアウト可。詳細は店舗にお問い合わせください

【店舗基本情報】
■店名:FUJI COMMUNICATION(フジコミュニケーション)
■住所:東京都新宿区水道町1-23 石川ビル2F
■電話番号:03-5579-2712

【テイクアウト情報】
■テイクアウトお渡し時間:11:00~20:00
■定休日:月曜日
■購入方法:テイクアウト、デリバリー
※テイクアウトおよびデリバリーの注文は、電話、E-mail(info@fuji-communication.tokyo)、SNSダイレクトメッセージおよび店内にて
※デリバリーは店舗位置より1.5キロ圏内が目安
※配送料は500円以上のチップ(お心付け)でお願いします
事前予約:特になし

【4】『メゾン・ド・ミナミ』(四ツ谷三丁目)

こちらは『トゥールダルジャン』総料理長を務めた、ドミニク・コルビさんが腕を振るうカウンターフレンチの名店『メゾン・ド・ミナミ フレンチ割烹 ドミニク・コルビ』。

来日歴20年以上になるコルビさんは、日本の食材にも精通。日本各地の四季折々の食材のおいしさを生かしたフレンチは、生クリームやバター、小麦粉を極力使わず、繊細で軽やかな味わいが特徴。日本酒や日本産ワインとの相性も抜群だ。

テイクアウトでは、同店ならではの、上質な素材や丁寧な調理から生まれる料理を真空パックでお届け。メニューは前菜からデザートまでのフルコース仕立て。家の食卓が、一瞬にして本格フレンチレストランの趣きとなる至福のテイクアウトだ。

【テイクアウトメニュー例】

「メゾン・ド・ミナミのご自宅用フレンチ詰め合わせ」(2人前) 20,000円(テイクアウト、直接ご来店頂く場合。消費税込み)、22,000円(宅配。送料・消費税込み)
※支払いは、事前に振り込み。振り込み先の詳細はSNSを確認

<メニュー内容例>
オードブル・バリエ3品(内容は仕入れにより変わります)
ホワイトアスパラガスのサラダ仕立て、トリュフのヴィネグレット
パテ・ド・カンパーニュ
フォアグラと無花果のテリーヌ
オマール海老のヴァプール
和牛のローストビーフ
テリーヌ・ド・ショコラ
※メニュー内容は随時変更されるため、詳細はSNSを確認

<オプション>
トリプルコンソメ200cc 2,000円
フランス産キャヴィア30g 7,500円
厳選シャンパーニュ 5,000円(銘柄はお任せ)

【店舗基本情報】
■店名:メゾン・ド・ミナミ フレンチ割烹 ドミニク・コルビ
■住所:東京都新宿区荒木町2-9 MIT四谷三丁目ビル2F
■電話番号:050-3466-8919

【テイクアウト情報】
■テイクアウトお渡し時間:13:00~18:00
■定休日:日曜・月曜・祝日
■購入方法:テイクアウトおよび宅配
■事前予約:正午までに頂いた注文分をその翌々営業日に発送
■店頭で受け取る場合は、事前に連絡のうえ、翌々営業日13時以降に来店

【5】『すし ふくづか』(神楽坂)


同店のこだわりは「温度」と「香り」。使うネタに合わせて用意された3種類のシャリは、店内で玄米から精米し、それぞれ温度も変えている。また、ネタもそれぞれのうまみや香りが一番いい状態で味わえるように計算し、仕上げている。一貫ごとに温度も香りも考え抜かれた握りは、食べる人の五感を楽しませ、トリコにする。

テイクアウトには、一つひとつ丁寧に仕込んだ12種類の具を惜しげもなく散らした、『すし ふくづか』のシグニチャーメニュー「特上ばらちらし」(写真上・右)や、「ふくづかの鮪全部入り弁当」(同・左)、「トロタクとネギトロの合掛け弁当」などをラインナップ。

いずれのメニューにも、名店御用達として知られるマグロ専門卸『やま幸』から仕入れたマグロに、繊細な仕事を施した「ふくづかのまぐろ」が使われている。きめ細かくとろけるような脂身やコクのあるうまみを、存分に家庭でも味わいたい。

また、リクエストで誕生したのが「ウニといくら弁当」(写真右)。ウニとイクラをこれでもかと敷き詰めた、究極の贅沢弁当だ。ご褒美テイクアウトとして、家庭でも楽しんでみてはいかがだろうか。

【店舗基本情報】
店名:すし ふくづか
住所:東京都新宿区津久戸町3-5 伊東ビル2F
電話番号:050-3461-4893

【テイクアウトの営業時間】
13:00~21:00
定休日:月曜

【テイクアウトメニューの内容】
特上ばらちらし 7,000円
トロタクとネギトロの合掛け弁当 4,500円
赤身漬け弁当 5,500円
ふくづかの鮪全部入り弁当 12,000円
ウニといくら弁当 15,000円
手巻き寿司set(2人前) 15,000円
<すべてのメニューに下記追加可>
追加 いくら(シングル)+1,500円
追加 いくら(ダブル)+3,000円
追加 うに (シングル)+3,000円
追加 うに (ダブル)+6,000円
※価格はすべて税別、別途保冷剤、保冷バッグ、真空パウチ代300円
※いずれも数量限定。賞味期限は2時間以内

【購入方法】
テイクアウト(前日22:00ぐらいまでに電話またはInstagramのDMにて要予約。予約の際に、予約者フルネーム、電話番号<携帯電話>、引き取り予定時刻、品目、注文個数を伝える。DMの場合、電話で確認した後に予約完了)
※当日については、電話でご相談ください

おいしいレストランは私たちの暮らしに幸せを与えてくれます。いま外食自粛が求められていますが、テイクアウトやデリバリーならおうちでおいしい料理が食べられます。ぜひレストランを応援するという想いも含めて、テイクアウトメニューを味わってみてはいかがでしょうか?

取材執筆協力:小田中雅子