ビーン・トゥ・バー旋風真っ只中! 日本発体験型チョコレートショップがアツイ
アメリカで火が付いた“Bean to Bar(ビーン・トゥ・バー)”の人気が日本でも爆発中! ビーン・トゥ・バーとは、製菓用のチョコレート・クーベルチュールを使用せず、カカオ豆(Bean)から板チョコレート(Bar)になるまでの全工程を一貫してひとつのファクトリーで作り上げるチョコレートのこと。昨年から日本でもじわじわと広まり始め、新たなトレンドとして大ブームに。専門店が続々とオープンする中で、11月7日にオープンした「green bean to bar CHOCOLATE」は、多くの人で連日賑わいをみせている。
同店は、中目黒と池尻大橋のちょうど中間、目黒川沿いのロケーションに建つ、日本発の体験型チョコレートショップ。チョコレート鑑定家として世界的に活躍するクロエ・ドゥトレ・ルーセルさんと、ベネズエラカカオ大使でパティシエでもあるマリア・フェルナンダ・ディ・ジャコブさんをアドバイザーに迎え、ハイクオリティなチョコレートを製造・販売している。
チョコレートの味わいを左右するカカオ豆は、世界的に有名なふたりのプロフェッショナルのおかげで、マダガスカルやベトナム、ブラジルなど世界中の農家から高品質なものを仕入れることができる。そのカカオ豆を徹底した温度、湿度で管理し、さらに形や大きさ、状態の良いものを手で選別するというこだわりよう。
店内の奥にガラス張りのファクトリーがあり、チョコレートが作られるまでの全工程の様子を見学することができる。ワークショップのスペースもあり、誰でも気軽にビーン・トゥ・バーについて学ぶことができるのも素敵。さらに実際にファクトリー内に入り、職人からチョコレートの作り方について教えてもらえるイベントも週末を中心に開催している。
使う材料は、カカオ豆とクセのないオーガニックのきび砂糖だけ。カカオ豆本来の味や香りを活かすために、ロースティングやコンチングなど10以上の工程で丁寧に作られるチョコレートは、完成するまでに1~3カ月もかかるそう!
個性豊かな11種類のチョコレートバーが人気。生ケーキや焼き菓子も
主軸商品は、カカオ豆の味わいを存分に感じられる11種類のチョコレートバー。店内ではテイスティングしながら自分好みのチョコレートを選ぶことができる。それぞれ味比べしてみると、フルーティーなものや酸味を感じるもの、スパイシーなものなど、どれも味わいが全く異なる! 産地によってここまで味わいが異なるとはビックリ。しかしどれもカカオ豆の深いアロマや味わいを感じることができる。
和紙を使った渋めのパッケージも男性ウケ必至で、バレンタインにもピッタリ。11種類の中で特に男性に人気なのがコロンビア。ウッドとコーヒーの香りと力強い味わい、クリーミーな食感が特徴で、チョコレートをあまり食べない男性にもおすすめ。
そのほかショーウィンドウには、チョコレートタルトなど、デザイン性の高い生ケーキやブラウニーなどの焼き菓子が並ぶ。全商品テイクアウトOKだが、併設のカフェでドリンクと供に味わうことも。ドリンクもカカオティやホットチョコレートなど、ビーン・トゥ・バー専門店ならではのラインナップ。さらにチョコレートに合わせてセレクトしたワインなどのアルコール類も楽しめるので、大人のデートにも使えそう。
4月には2店舗目が福岡にオープン決定。さらにサンフランシスコにも出店予定だとか。今大注目の専門店のビーン・トゥ・バーをバレンタインに送れば、あなたの株も急上昇間違いなし! ぜひ一度足を運んでみては。
(メニュー)
チョコレートバー/1,500円~
チョコレートタルト/650円
ブラウニー/350円
※すべて税別
(取材・文/鈴木恵美)
green bean to bar CHOCOLATE
- 電話番号
- 03-5728-6420
- 営業時間
- 11:00~21:00
- 定休日
- 定休日 水曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。