麻布十番の予約困難なチャイニーズの料理長が白金で独立

2016年02月26日
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麻布十番の予約困難なチャイニーズの料理長が白金で独立
Summary
1.麻布十番「ナポレオンフィッシュ」前料理長
2.野菜をたっぷりいただける中国田舎料理
3.コースは5,000円一本勝負

「ナポレオンフィッシュ」という店をご存知だろうか?
麻布十番にあって、中国の少数民族が食べている、日本中を探しても他所では食べられないような、発酵食を中心としたメニューが並ぶレストランだ。口コミが口コミを呼び、今では予約困難なこのレストランでシェフとして活躍した小山内耕也さんが昨年末独立し、白金に店をオープンさせた。

名店で磨いた腕と中国で出会った田舎料理

青森で生まれ育った小山内さんは、幼稚園の頃連れて行ってもらった地元の鮨屋のカウンターで職人のカッコよさに憧れ、料理人になることを決めた。以来、料理人となるという強い意志は変わらずにいたが、高校卒業を前に手先が器用でないことに気付く。そして調理師学校では、なぜか包丁さばきが難しいはずの中華の道を選んでしまう。
曰く、鍋を振ればいいだけと思っていたから、、、
だが、決意は揺らぐことなく料理人の道を進み、老舗「銀座アスター」にはじまり、数々のレストランを経て、青山「エッセンス」へ。その後ある中国人との出会いから、中国で働く機会を得る。
日本に中国料理店は数えきれないほど存在するが、本場の厨房での料理経験がある人はそれほど多くない。よほどの太いルートがないと、中国では厨房で働かせてくれないからだ。
そんな中、中国中部の内陸、江西省の省都・南昌の田舎町でロバや犬肉などの食材を使った文字通り田舎料理しか出さないような店で(既に身についていた)技術ではなく、地元の空気と調味料遣いを学んだ。
その後帰国し、渋谷「月世界」麻布十番「ナポレオンフィッシュ」を経て、この店をオープンさせた。

郷村菜と蔬菜

小山内シェフが独立にあたりコンセプトとしたのは、郷村菜=田舎料理と蔬菜=野菜。前店のように少数民族にこだわると漢民族の料理を提供できないからと、より自分の提供したい料理にすることに決めた。

料理は至ってシンプル。野菜の旨みをしっかり引き出した料理が並ぶ。
取材当日は、雲南省の南でタイ族が住むラオス国境あたりの料理と湖北省の料理をコース立てにし、10皿以上からなるもの。夏前くらいまではこの地方の料理を展開し、半年ごとにスタイルを変える予定だ。

このようなコース一本の設定なのだが、それで5,000円と驚くほどリーズナブル。
また、紹興酒やナチュラルなタイプが厚めに揃うワインもすべて2,900円均一(スパークリングのみ4,000円)という。

「お腹いっぱいになって、しっかり酔っても1万円に届かない設定です」という小山内シェフ。
料理の腕は既に多くの人が知るところだが、これまでとは違った小山内ワールドで楽しませてくれそうだ。

蓮香 (レンシャン)

住所
〒108-0072 東京都港区白金4-1-7
電話番号
03-5422-7373
営業時間
18:00~23:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.22:00)
定休日
不定休
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/dadd1w870000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。