珍しい中国の少数民族料理でグルメを堪能させたシェフ
今回、「あなたの知らない日本の食材」のコラムで紹介した食材を使い、レシピを公開していただいたのが、こちら。
東京・麻布十番で「中国少数民族料理」を掲げ、マニアックなはずなのに多くの食通が絶賛する『ナポレオンフィッシュ』。そのオープン時からの料理長であった、小山内耕也さんが独立し昨年自らが開いた店が、白金・北里通りにある『蓮香』だ。
この『蓮香』では、少数民族とは絞らず、野菜を中心としたシンプルな田舎料理を提案しているが、その中でもとても簡単に作ることができる2品を教えていただいた。非常にシンプルなので、ぜひ作っていただきたい2品だ。
写真・中庭愉生
たたきキュウリ 百花菜風味
1.キュウリは写真のようにピーラーで剥き、タテ半分に切って両端を落としたら、麺棒などで軽く叩き、種を取って3等分する。
2.ボウルに切ったキュウリと干豆腐・百花菜を入れて、塩・辛子油で味を整え、タカノツメを刻んたものを加えたら皿に盛り、白ゴマをふりかけたら出来上がり。
自然薯と生キクラゲ あっさり炒め
1.酢・塩・油を入れた、たっぷりのお湯で自然薯をボイルし、鍋の中に生キクラゲを入れ、火が通ったらざるなどに上げて水を切る。
2.油を入れた鍋に葉ニンニク・タカノツメを入れて炒め、スープを入れ、1を鍋に戻し軽く炒めたら、塩・コショウ・グラニュー糖で味を整え、火を止めて水どき片栗粉を鍋に入れて、トロみをつけて完成。
<たたきキュウリ 百花菜風味>
- キュウリ
- 2本
- 干豆腐
- 50g
- 百花菜(なければすぐきなどの古漬け)を刻んだもの
- 20g
- 塩
- 小さじ1/2
- 辛子油(なければ水でゆるめた、ねりがらしとゴマ油)
- 適量
- タカノツメ
- 1本
- 白ゴマ
- 適量
<自然薯と生キクラゲ あっさり炒め>
- 自然薯(山芋で代用可)
- 200g
- 生キクラゲ
- 6~7枚
- タカノツメ
- 3本
- 葉ニンニク(青い部分だけ)
- 20g
- 油
- 15cc
- 湯
- 400cc
- 塩(ボイル用)
- 8g
- 酢(ボイル用)
- 5cc
- グラニュー糖
- 適量
- コショウ
- 適量