白金に昨年オープンした話題の中国料理『蓮香』シェフが教える超簡単本格レシピ

忙しいから料理を作る時間はなかなかないけど、たまには本格的(に見えるよう)な料理を作ってみたい。スタイルのある料理が評判のあのシェフに、手軽でプロの技が散りばめられたレシピを伺いました。

2016年04月04日
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白金に昨年オープンした話題の中国料理『蓮香』シェフが教える超簡単本格レシピ
Summary
1.キュウリと自然薯で作るシンプル中国田舎料理
2.キュウリは火も使わず作れるレシピ
3.自然薯はトロみがカギ

珍しい中国の少数民族料理でグルメを堪能させたシェフ

今回、「あなたの知らない日本の食材」のコラムで紹介した食材を使い、レシピを公開していただいたのが、こちら。
東京・麻布十番で「中国少数民族料理」を掲げ、マニアックなはずなのに多くの食通が絶賛する『ナポレオンフィッシュ』。そのオープン時からの料理長であった、小山内耕也さんが独立し昨年自らが開いた店が、白金・北里通りにある『蓮香』だ。

この『蓮香』では、少数民族とは絞らず、野菜を中心としたシンプルな田舎料理を提案しているが、その中でもとても簡単に作ることができる2品を教えていただいた。非常にシンプルなので、ぜひ作っていただきたい2品だ。

写真・中庭愉生

たたきキュウリ 百花菜風味

1.キュウリは写真のようにピーラーで剥き、タテ半分に切って両端を落としたら、麺棒などで軽く叩き、種を取って3等分する。

2.ボウルに切ったキュウリと干豆腐・百花菜を入れて、塩・辛子油で味を整え、タカノツメを刻んたものを加えたら皿に盛り、白ゴマをふりかけたら出来上がり。

自然薯と生キクラゲ あっさり炒め

1.酢・塩・油を入れた、たっぷりのお湯で自然薯をボイルし、鍋の中に生キクラゲを入れ、火が通ったらざるなどに上げて水を切る。

2.油を入れた鍋に葉ニンニク・タカノツメを入れて炒め、スープを入れ、1を鍋に戻し軽く炒めたら、塩・コショウ・グラニュー糖で味を整え、火を止めて水どき片栗粉を鍋に入れて、トロみをつけて完成。

<たたきキュウリ 百花菜風味>

キュウリ
2本
干豆腐
50g
百花菜(なければすぐきなどの古漬け)を刻んだもの
20g
小さじ1/2
辛子油(なければ水でゆるめた、ねりがらしとゴマ油)
適量
タカノツメ
1本
白ゴマ
適量

<自然薯と生キクラゲ あっさり炒め>

自然薯(山芋で代用可)
200g
生キクラゲ
6~7枚
タカノツメ
3本
葉ニンニク(青い部分だけ)
20g
15cc
400cc
塩(ボイル用)
8g
酢(ボイル用)
5cc
グラニュー糖
適量
コショウ
適量