予約はすでに1カ月待ち!? 極限まであんこを詰めた下町の名物「うすかわあんぱん」がおいしすぎて大人気

2017年08月01日
カテゴリ
レストラン・ショップ
  • カフェ・パン・スイーツ
  • 東京
  • 老舗
  • パン
  • ベーカリー
予約はすでに1カ月待ち!? 極限まであんこを詰めた下町の名物「うすかわあんぱん」がおいしすぎて大人気
Summary
1.極限まであんこをいれた「うすかわあんぱん」が話題のベーカリーショップ『メイカセブン』
2.粉に対して77%のレーズンをふんだんに入れた「77%ぶどうパン」は予約販売のみ
3.「77%ぶどうパン」が食べられるモーニングセットも提供

ニッポンの菓子パンの代表格といえば「あんぱん」が真っ先に浮かぶ読者もいるだろう。そして「あんぱん」といえば、具はつぶ餡、こし餡の小豆餡が一般的であるが、極限まであんこをいれた「うすかわあんぱん」が評判のベーカリーショップがある。それが江東区の大島に店を構える『メイカセブン』だ。

『名花堂』の名物パンは唯一無二! 予約をして絶対食べたい

下町情緒溢れる大島の商店街で営業している『メイカセブン』は、昭和33年創業の地元で愛される老舗パン屋だ。

先代は50年以上前に同区高橋(たかばし)で呉服屋を営んでいたが、戦争や火事により継続が不可能になりパン屋にお店を転換。店主が森下の元祖カレーパンの店『カトレア(旧名花堂)』で修業した後、今の場所に移転し、ベーカリーショップ『名花堂』としてスタートを切った。店名は『カトレア』の旧店名をいただいたのだとか。

その後、ビルの建て直しをきっかけに、同店が大島7丁目にあることから、『名花堂』と“セブン”を掛け合わせて『メイカセブン』に店名を変更して営業を再開した。

店内の棚にはトーストや菓子パン、惣菜パンをはじめとする豊富な種類のパンがずらりと並ぶ。奥には広いイートインスペースもあり、コーヒーやドリンクと一緒にパンを食べることもできる。

従来の小豆餡を使ったあんぱんとは一線を画す!看板メニューの「うすかわあんぱん」は売り切れ必至

看板メニューは何といっても「うすかわあんぱん」! つぶ餡とこし餡の2種類あり、営業開始とともにあっという間に売り切れてしまう人気ぶりだ。電話や店頭で予約の受付もしているが、予約は現在1カ月待ちとなっており入手困難となっている。

あんこ好きにはたまらない!ずっしりと重量のあるあんこは通常サイズの2倍詰まっている

餡を薄い皮で包んだ「うすかわあんぱん(つぶ餡)」(写真上)は、ずっしりとあんこの重みをダイレクトに感じられる。割ると餡がぎっしりと詰まっており、生地の存在がほとんど感じられない。これぞ『メイカセブン』の「うすかわあんぱん」なのだ。

「最初からここまでの量で作っていませんでしたが、たっぷり餡が入っているとお客さんに喜ばれるので、購入する人の声に耳を傾けながら徐々に餡の量を増やしていったんです」と店主の奥様、関口明美さん。

餡は甘すぎず、時折感じられる小豆の食感がアクセントとなり満足度も高い。『メイカセブン』を訪れたら絶対購入したい一品だ。

この「うすかわあんぱん」は、店の営業開始前の朝に予約分と合わせて400個作られる。中身の餡は「うすかわあんぱん」に合うかたさの餡を金沢のあんこ屋さんで炊いてもらっている。あんぱん1個につき約200gの餡が1つずつ包まれていく過程は、創業以来毎朝続いている。

生地から今にもこぼれおちそう!なめらかな舌触りのこし餡をたっぷり堪能できる

つぶ餡と同じくらい「こし餡」(写真上)も人気だ。こちらも手作業で一つずつ丁寧に作られており、思いきりかぶりつくと、口いっぱいに餡が広がる至福感。夏は冷やして食べてもおいしいという。こちらもつぶ餡と一緒に購入したい。

予約1カ月待ち!限界までレーズンを練り込んだ名物「77%ぶどうパン」は予約のみ販売

『メイカセブン』でオススメなのは「うすかわあんぱん」だけではない。お店一番人気の商品「77%ぶどうパン」も絶対購入したい一品だ。

小麦粉に対し77%のカリフォルニアレーズンをふんだんに入れた「ぶどうパン」は、ハーフと1斤ともに店頭販売はなく予約のみ。「うすかわあんぱん」よりさらに入手困難な希少なパンだという。そのまま食べてもトーストして食べてもオススメ。食べると口の中でレーズンがプシュっと潰れて酸味と甘みが口の中に広がる瞬間がたまらない。

そんな人気の「77%ぶどうパン」は、お店一番人気の商品だけあってこだわりもつまっている。1日のぶどうパンに使用するレーズンの量は約15kg。どっさりとレーズンを加えて生地に巻き込み、型に入れてオーブンでじっくりと焼き上げられるが、パン生地にもレーズンを練りこむことで、どこから食べてもレーズンをしっかりと味わうことができるのだ。

「1本ずつ全て手作業で行うため1日の製造数は限られますが、予約して待っているお客さんに1日も早く届けてあげたい」(関口さん)

「77%ぶどうパン」の販売時間は18時から。夕方頃から2階の工房で作られ予約客に焼きあがったばかりの「ぶどうパン」が販売される。

「77%ぶどうパン」が堪能できるお得なモーニングメニュー!

入手困難の「77%ぶどうパン」を予約して購入する以外で食べる方法がある。『メイカセブン』にはモーニングメニューがあり、「77%ぶどうパン」がセットで付いてくるのだ。

セットの内容は、「77%ぶどうパン」と好きなブレッド2種類、そしてサイドメニューとして手作りジャム入りヨーグルトまたは日替わりサラダを選ぶことができ、ホットコーヒーまたは紅茶付きで460円。その他のドリンクは追加料金50円で注文することができる。

「77%ぶどうパン」はトーストして提供され、熱々を食べることができる。カリッカリの香ばしい生地の中にはぎっしりとレーズンが練り込まれており、まさに「限界」という言葉がぴったりだ。

また同店では、月に1回、大人向けや親子向けに絵本の読み聞かせの会もやっており、地元のコミュニティの場としても利用されている。

「絵本の魅力や読み聞かせの良さを伝えたいと思ったのがきっかけです」と関口さん。カフェメニューやパン・ドリンクをオーダーして軽食をいただきながら楽しめる。

下町情緒あふれる大島の『メイカセブン』で、絶品の「うすかわあんぱん」と「77%ぶどうパン」の味を体験してほしい。

【メニュー】
うすかわあんぱん(粒餡) 185円
うすかわあんぱん(こし餡) 185円
77%ぶどうパン(ハーフ) 267円
77%ぶどうパン(1本) 534円
モーニングセット 460円
※価格は税込

メイカセブン

住所
〒136-0072 東京都江東区大島7-2-1
電話番号
03-3681-8814
営業時間
火〜金 9:30~20:30、土・日・祝 8:30~20:30
定休日
月曜
公式サイト
https://www.facebook.com/meikaseven/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

関連記事

あなたは こしあん派? つぶあん派? 日本人はなぜ「あんこ」が好きなのか? 【6/16和菓子の日】
あなたは こしあん派? つぶあん派? 日本人はなぜ「あんこ」が好きなのか? 【6/16和菓子の日】

日本古来の伝統食は、日本の気候や風土、歴史によって長年育まれてきた大切な食文化です。中でも、暮らしの節目節目にくり返される「行事食」には、日本人のスピリットが凝縮されています。本連載は、日本の伝統食、行事食にスポットを当て、知っておきたい基本知識について、日本料理研究家の柳原尚之さんにお話しいただき、さらに覚えておけば日々の食ライフがランクアップする、日本料理の基本レシピも随時紹介!

柳原尚之
江戸懐石近茶流嗣家(きんさりゅうしか)/「柳原料理教室」副主宰
学芸大、下町の薫りがする酒場には金宮焼酎がすすむ理想のアテ・最高のつまみが待っている
学芸大、下町の薫りがする酒場には金宮焼酎がすすむ理想のアテ・最高のつまみが待っている

【連載】幸食のすゝめ #016  食べることは大好きだが、美食家とは呼ばれたくない。僕らは街に食に幸せの居場所を探す。身体の一つひとつは、あの時のひと皿、忘れられない友と交わした、大切な一杯でできている。そんな幸食をお薦めしたい。

森一起
ライター/作詞家/ミュージシャン
もっちもちの台湾スイーツ「芋園」がウマすぎてアジアで大人気!台湾発のスイーツ専門店『鮮芋仙』が初上陸
もっちもちの台湾スイーツ「芋園」がウマすぎてアジアで大人気!台湾発のスイーツ専門店『鮮芋仙』が初上陸

1.アジアを中心に500店舗以上を展開する台湾スイーツ店が東京・赤羽に日本初上陸 2.伝統的なスイーツ「芋園(イモエン)」「仙草(センソウ)」「豆花(トウファ)」などをラインナップ 3.抹茶やきな粉、黒蜜を使用した“日本限定メニュー”も提供する

つくし家
ライター