柔らか~い「わらび餅」がおいしすぎ! 予約のとれない日本料理店『くろぎ』が和カフェをオープン

2018年01月04日
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柔らか~い「わらび餅」がおいしすぎ! 予約のとれない日本料理店『くろぎ』が和カフェをオープン
Summary
1.予約の取れない日本料理店『くろぎ』が和カフェをオープン
2.大人向けの甘味処は、バーとしても利用可能
3.料理屋の作る甘味は「塩味(えんみ)」で味わいを活かす

有名日本料理店『くろぎ』のDNAを引き継ぐ和カフェ

2017年11月4日に東京・御徒町駅前にオープンした「パルコヤ上野」。その中でも大注目を集めているのが、予約の取れない日本料理店『くろぎ』が手掛ける和カフェ『廚 otona くろぎ』だ。

『くろぎ』は創業の地である文京区・湯島から2017年3月に芝大門へ引越したが、ゆかりのある上野エリアにDNAを残したいとの思いから、この出店が実現した。

『廚 otona くろぎ』はカフェでありながら、同時にバーでもある。朝の7時から深夜2時までという営業時間で、1日の中で何通りもの利用シーンを想定している。

メインコンセプトは、「大人に向けた甘味処」。甘いだけではない、時に苦く、時にはほろ酔いになってもいいじゃないか。そんな大人な甘味処の楽しみ方を、店舗のテーマに据えている。店名の「otona」というローマ字表記は、「立派な大人ってなんだろう?」という根源的な問いを表す。

建築家・隈研吾氏が手がけたデザインは、白木ではなく「黒木」

『廚 otona くろぎ』は、二つのエントランスを持つ。一つは「パルコヤ」1階の一角に突如として現れる、黒いファサード。

もう一つは、中央通りに面したガラス張りのファサードだ(写真上)。店内の設計は、建築家・隈研吾氏。白木の造作を得意とする隈氏だが、今回は白木ではなく「黒い木」を使用。『くろぎ』のオーナー・黒木純さんとのコラボで実現した作品。

店内は大きく3つのエリアに分かれる。まず、中央通りから入ったガラス張りの明るいエリアは「土間」(写真上)。立ち飲みをしてもいいし、待ち合わせをしてもいい、テーブルにつかずとも気軽に利用ができる、使い勝手の良い空間だ。

次に、一人で行っても使いやすい「ベンチシートエリア」(写真上)。ベンチシートは低めに作られ、テーブルの向かいに椅子は置かない。このため、空間を広く感じ、ゆったりとした時間を過ごすことができるだろう。

もう一つは「テーブルエリア」(写真上)。4人が座れるテーブル席が散らされる幻想的な空間。気の置けないお仲間とにぎやかに甘味を味わうのにぴったりだ。

料理屋としての甘味は、味わいを塩で活かす

『廚 otona くろぎ』では、国産の食材を使い、「できたて」を提供することにこだわる。

例えば、自慢の「蕨(わらび)もち」(写真上)。わらびもちはできたてが一番おいしく、一分一秒ごとに風味・色味・食感が落ちていく。そのため、同店では注文を受けてから作ることにこだわっている。使用されるわらび粉は、高級な黒わらび粉だ。

黒木純さんは、「甘味処ですが、大切にしているのは塩味(えんみ)。あくまでも料理屋として甘味を作っており、「甘じょっぱい」おいしさを追求しています」と話す。

食感で遊び、味わいは統一感を重視するバランスの妙

できたての「蕨もち」(写真上)は、三段のお重に入って供される。

口に含むと滑らかに舌の上を転げ、弾力がありながらも柔らかく、優しい食感。上品な甘さのきな粉や黒蜜、どちらにつけても絶品の味わいだ。

黒蜜きなこパフェ(写真上)。ひと際目立つ、トップの「くろぎ」マークは、もなかだ。

黒蜜のソフトクリーム、きなこのアイス、その下に白玉、あんこ、栗、豆、カステラ、寒天、わらび餅などが重なり合う。

見た目もフォトジェニックだが、食べると実に様々な食感が入り混じり、楽しめる。一方、黒蜜とアイスのクリームが全体をまとめ上げ、統一感のある味わいだ。

パフェやアイスを含む、ほとんど全てのメニューがテイクアウト可能な上、芋けんぴなど、ちょっとした手土産も充実している(写真上)。

お酒が楽しめる、大人のバーは一人で行ける落ち着いた空間

お酒は季節ごとにオリジナルカクテルを用意。甘酒と焼酎をソーダで割ったシンプルなカクテル(写真上)は、酒粕の独特な香りを活かしつつ、アルコール度は控えめで優しい口当たり。その他、八海山ビールや日本ワインなど、豊富な酒類が楽しめる。

スタイリッシュかつ落ち着いた空間は、デートなどの利用だけではなく、一人になりたいときにもオススメ。日常からエスケープした、特別な時間を過ごせるだろう。

“大人”が自由の風をまとった“otona”になって、翼を羽ばたかせるひとときを楽しめる、絶好の空間だ。

【メニュー】
黒蜜きなこパフェ 1,700円(単品)、2,350円(ドリンク付)
蕨もち 2,400円(ドリンク付のみ)
黒蜜きなこかき氷 1,400円(単品)、2,050円(ドリンク付)
くろぎサンド 1,100円(二個付)、1,650円(ドリンク付)
珈琲 絹ゆらぎ 750円
蜜柑ジュース・葡萄ジュース 700円
甘酒 700円
ビール(八海山泉) 1,000円
日本酒各種 800円~
グラスワイン各種 1,000円~

廚 otona くろぎ

住所
〒110-0005 東京都台東区上野3-24-6 パルコヤ1F
電話番号
03-6284-2796
営業時間
9:00~2:00(L.O.0:00)
定休日
不定休(施設に準ずる)
公式サイト
https://twitter.com/otona_kuriya

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。