「チーズ」の楽しみ方が広がる! チーズ尽くしのカフェ&バー『チーズ喫茶 吾輩は山羊である』【高円寺】

2019年01月19日
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「チーズ」の楽しみ方が広がる! チーズ尽くしのカフェ&バー『チーズ喫茶 吾輩は山羊である』【高円寺】
Summary
1.昭和レトロな空間でいただくのは、「チーズ」尽くしの斬新なメニューの数々! 高円寺に誕生した”チーズ喫茶”
2.おすすめは、カフェラテにチーズを溶かした「チーズ珈琲」
3.国内外のチーズを20種類以上揃え、軽食からおつまみまでを用意

コーヒーとチーズを味わう新感覚の喫茶店

チーズを使った軽食やつまみ、さらに、コーヒーやアルコールを昭和レトロな雰囲気のなかで楽しめる、新感覚のカフェ&バーが、2018年8月東京・高円寺に誕生。その名も『チーズ喫茶 吾輩は山羊である』。8月〜1月まではプレオープン期間にも関わらず、チーズ好きや喫茶店好きの客が集まり、密かに話題となっている。

一度聞いただけで覚えてしまう店名『チーズ喫茶 吾輩は山羊である』。山羊チーズを提供する店かと思いきや、名付け親のオーナー・松田洋輔さん(写真下)によれば、次のような発想から辿りついた名前だという。
「コーヒーを発見したとされるエチオピアのカルディ少年は、もともと山羊使いだったと言われています。そして諸説ありますが、チーズの発祥は、中近東あたりで偶然のもと誕生した山羊チーズという説も。これらの歴史を顧(かえり)みた結果、コーヒーとチーズに共通するのが”山羊”だったわけです」

松田さんはもともと、昨今のチーズブームを牽引してきた東京・池袋と南青山にあるチーズレストラン『DAIGOMI(ダイゴミ)』を立ち上げた人物。『DAIGOMI』は多彩なチーズをさまざまな角度から楽しめるとあり、予約が殺到する人気レストラン。

そんな松田さんが喫茶スタイルのチーズ専門店を出店したのは、よりカジュアルにチーズに親しんで欲しいとの想いから。コーヒー1杯の利用から軽食利用、そして夜は食事はもちろん、ごはんを食べた後に訪れるバーとして、シーンを問わずさまざまな使い方ができる喫茶業態にすることで、入りやすい店を完成させチーズの魅力を発信していく。

国産を主力に20種類のチーズを用意!

「国内には北海道から沖縄まで、各所にチーズ工房があります。ただ、牧場のお土産用のチーズとして販売されることが多く、飲食店に並ぶことは少ない。そこに行かないと食べられないチーズを一人でも多くの人に知ってほしいと、国産のチーズを主に扱っています」(松田さん)

チーズは国産を中心に、20種類以上を常備。全国30~40のチーズ工房とのつながりを活かし、そのときしか入らない品種なども不定期で用意する。

「チーズ珈琲」ってどんな味!?

まずはここでしか味わえない一押しのドリンク「チーズ珈琲」を見ていこう。

デンマークやスイスの田舎では、ブラックコーヒーにチーズを入れて飲む文化があるという。しかし、それではクセが強過ぎるため、同店ではカフェラテにアレンジ。ミルクにチーズを溶かし込むことで、コーヒーにチーズのコクをプラスした味づくりをしている。

チーズ珈琲は「クリームフロマージュラテ」(写真上)「ゴルゴンラテ」「チェダーラテ」の3種類を用意。

「クリームフロマージュラテ」は、通常のカフェラテよりもミルクのコクが主張する味わいに。一方の「ゴルゴンラテ」は、青カビ特有のクセがあるが、飲んだ後の余韻で青カビの風味が楽しめる。最もクセが強いのが「チェダーラテ」で、塩気や油分があるためバターコーヒーのようなどっしりとした味わいが特徴だ。

コーヒー豆はチーズの風味を活かすために、香りが落ち着いていてコクがあるタイプを使用。また、牛乳はコクや甘みが主張しすぎないタイプをセレクトする。

専門店ならではのチーズ尽くしのパンも絶品!

お腹が空いたときに立ち寄って食べたいのが「チーズ喫茶のチーズトースト」(写真上)。喫茶店のチーズトーストとは見た目も異なり、バンズでチーズをサンドするスタイル。

さすがチーズ専門店だけあって、チーズの使い方も豪華だ。パルメザンやコルビージャック、フレッシュモッツァレラ、レッドチェダー、モントレージャックなど7種類ものチーズをたっぷりと使う。

「口に持っていったときの香りのインパクトを持たせるため、バンズの表面にレッドチェダーとパルメザンを使います。その他のチーズも、飲み込んだ後の余韻が楽しめるよう、クセが少なく、コクの強いものを中心に選びました」(松田さん)

サンドするのはチーズだけでなく、モルネソース(ベシャメルソースにチーズや卵黄を加えたソースの一種)とベーコンでカルボナーラのような味わいに。ボリューム感もありながら、食べ歩きできるサイズも嬉しい。

赤ワインに合うプリン!?

喫茶店のスイーツも見逃せない。「チーズ喫茶のカスタードプリン」(写真下)は、女性のみならず男性をも虜にしてしまう一品だ。

こちらはレッドチェダーを使った焼きプリンのため、生地はしっかり硬め。甘さは控えめでチーズのコクと塩気を感じられる、お酒と一緒に楽しみたい味わいだ。

「昼にコーヒーと合わせてもよし、夜中にワインと合わせてもよしと、いろんな時間に食べてほしいと考えた味わいです。特に樽熟成の赤ワインとの相性がよく、赤ワインの芳醇な香りを高めてくれますね」と松田さん。

チーズとワインの定番コンビの一歩先をいく「チーズのプリン×赤ワイン」。この組み合わせを押さえておけば、ツウの仲間入りだ。

ノスタルジーな雰囲気漂う空間でチーズの多彩な楽しみ方を体感

店内は1階のカウンターと2階のテーブル席で構成。特に2階のテーブルと椅子は、閉店した喫茶店から譲ってもらったもので、新しい店にどこかノスタルジーな雰囲気を漂わせる。
2階の各テーブルには、カスタネットやトライアングルなどの楽器を用意。この呼び鈴代わりのアイテムも、訪れたお客を楽しい気分にさせてくれる。

▲レトロな雰囲気漂う2階席の様子

「このお店を開いたきっかけは、国産チーズを広めたいとの想いからです。まずはこのお店から始まり、今後はテイクアウト専門店や移動販売などで、国産チーズをたくさんの人に知ってほしいと考えています。

直近では、日本酒とチーズ、ジントニックと山羊チーズといったペアリング提案を行う予定です。夏までにはチーズを使ったソフトクリームで、おもしろいことを考えてもいます!」と松田さんは今後の展望を楽しそうに話してくれた。

▲1階の様子。店主と会話が楽しめるカウンターは7席を用意

普段チーズが食べたいと思っても、なかなか少量買いできるところが少ない。一方でこのお店ではチーズを使った軽食やつまみだけでなく、チーズ単品をおつまみ感覚でも提供してくれる。さらに、チーズコーディネーターの資格を持つ松田さんが、チーズの知識を教えてくれるため、勉強の場としても訪れたい。どの時間帯でも楽しめる喫茶店で、チーズの世界に酔いしれてみては。



【メニュー】
クリームフロマージュラテ 550円
ゴルゴンラテ 550円
チェダーラテ 550円
チーズ喫茶のチーズトースト 680円
チーズ喫茶のカスタードプリン 480円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です

チーズ喫茶 吾輩は山羊である

住所
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-1-12 高円寺ビル
電話番号
03-5364-9357
営業時間
12:00〜翌2:00、水曜のみ18:00〜翌2:00
定休日
火曜日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/6jsmgkk30000/
公式サイト
https://www.instagram.com/wagayagi/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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