台湾料理に革命を起こした『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』が日本初上陸!「コレド室町テラス」注目店

2019年09月27日
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台湾料理に革命を起こした『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』が日本初上陸!「コレド室町テラス」注目店
Summary
1.台北の人気レストラン『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』が、日本初上陸!
2.B級グルメ感のある台湾料理を、洗練されたイメージに変えたといわれる伝説の店
3.新鮮な野菜やフルーツを取り入れ、油を控えたやさしい味わいのヘルシーな台湾料理を提供

台湾の最先端グルメが味わえる『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』が「コレド室町テラス」にオープン!

洗練された香港料理“香港キュイジーヌ”を提供する店が増える一方、いまだにB級グルメのイメージが強い台湾料理。そんな中、台湾料理をシャンパンと共に楽しめる新スタイルの店として台湾の首都・台北で人気を集めているレストラン『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』が、日本に初上陸した。

場所は、2019年9月27日にグランドオープンしたばかりの、東京・日本橋の複合商業施設「コレド室町テラス」2階。

▲ダイニングは76席。奥にはグループ使用にぴったりの個室もある

▲28席あるテラスは、日本橋の本町通りを一望できる開放的な空間

『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』は、台湾の首都・台北の松山空港の近くの街・富錦街(フージンジェ)の超人気台湾料理店。
これまでの台湾料理店にはなかった繊細な調味と開放的な雰囲気が人気を呼び、オープンした2014年に「世界の観光スポット50選」に選出。2018年には台湾政府が勧める「必ず食べるべきグルメ10選」に選ばれるなど、台湾を代表するレストランのひとつとなっている。

日本のセレクトショップにインスパイアされた創業者、ジェイ・ウーさん

『富錦樹台菜香檳』創業者の Jay Wu(ジェイ・ウー)さんは、台南(台湾の南部)生まれで、アメリカ、カナダ、日本での生活経験も持つ新世代の実業家。立教大学大学院に留学していた経験もあり、日本語も堪能。
そんなジェイ・ウーさん、各国をまわるなかで特に大きな影響を受けたのが、ブランドの世界観を総合的なコーディネートで表現する日本のセレクトショップのスタイルだそう。
台湾でもそうした方法を提案したいと考え、さまざまなライフスタイル・ブランドを展開する富錦樹(フージンツリー)グループを創立。そのひとつとして、空間にもこだわった『富錦樹台菜香檳』をオープンした。

▲店内には、台北の本店と同じアーティストによる植栽アートが飾られている

「これまでの台湾の料理店は、単品の料理だけを何十年も同じ味付けで提供しているような、ごく小さな店が大部分でした。そのため、飲食店でお酒と料理を同時に味わう習慣がなかったのです。僕は、洗練された台湾料理をシャンパンとともにスタイリッシュに楽しめる店を作りたいと考え、『富錦樹台菜香檳』をオープンしました」(ジェイさん)。

最近では、お酒を飲みながらゆっくり料理を楽しむスタイルの飲食店も台湾に増えているが、最初にそれを始めたのは『富錦樹台菜香檳』といわれている。

味付けの基本は、創業者ジェイ・ウーさんの故郷・台南の家庭料理

『富錦樹台菜香檳』で提供するのは、伝統的な台湾料理をジェイさんの持つグローバルな視点で再定義した、新しい台湾伝統料理。新鮮な野菜やフルーツをふんだんに取り入れ、お酒と合うようしっかりめに味を付けつつ、油を控えたヘルシーでやさしい味わいに仕上げている。やや甘めの味付けが多いが、これはジェイさんの出身地である台南の家庭料理の味だ。

同店では日本向けにアレンジすることなく、台北本店そのままの調理法で本場の味を提供している。

おすすめメニューを一挙公開! 「水蓮菜」「樹子」「花ニラ」など、珍しい台湾食材の数々

▲薬味たっぷりの柑橘醤油をかけて食べる「茹で鶏のソースがけ」

しっとりゆで上げた鶏肉を、醤油ベースのたれとシークワーサーの絞り汁をかけていただく料理。台湾では「カラマンジー」という柑橘類を使うが、日本では手に入りにくいため、風味がよく似たシークワーサーを使用している。

ソースはフルーティな酸味とさっぱりした味付けで、日本人にも好まれそう。たれに入ったパクチー、タカノツメなどの爽やかな香りや刺激が、味に奥行きを出している。

▲台湾の家庭料理として大人気の「水蓮菜と木の実の炒め」

「水蓮菜(すいれんさい)」は台湾南部・高雄市郊外の美濃という土地で栽培されている地場野菜。炒め物用に大人気で、台湾ではどのスーパーにも置かれている。細い葉はやわらかそうに見えるが、意外にもしっかりした歯ごたえがあり、非常に歯切れがいい。シャキシャキした絶妙な食感とニンニク風味の味付けがよくマッチしていて、いくらでも食べられそうだ。

緑色の葉の中から顔をのぞかせている丸い実「樹子(スーズゥー)」は別名「破布子(ポープーチー)」とも呼ばれ、ムラサキ科の樹木の実を塩茹でにした後、醤油などに漬けたもの。水蓮菜の炒め物にはこの破布子を合わせるのが台湾家庭料理の定番だ。少しクセのある塩味、やわらかい果実のような食感が、クセのない水蓮菜のいいアクセントになっている。

▲卵豆腐を揚げて甘辛いタレをかけた「台湾揚げ出し豆腐」

この料理は台湾では『老皮嫩肉 (ラゥピーナンロゥ)』と呼ばれている。「老皮」は揚げた衣、「嫩肉」は赤ちゃんの肌のようなやわらかい肉という意味。その名のとおり、カリカリの食感の外側に対して中はやわらかくトロトロ。まさに赤ちゃんの肌のようにデリケートな舌ざわりで、ピリ辛で濃厚なたれとの対比が面白い。

卵豆腐は日本から中国、台湾に伝わり定着した食材だが、日本のようにそのままを味わうのではなく、揚げるなどひと手間かけて使われているという。

▲小粒のカキを使った「カキと揚げパンのニンニクソース」

うずらの卵ほどの大きさの台湾牡蠣は、小ぶりながら濃厚な味わい。少し多めの油で揚げるように焼いてうまみを閉じ込めており、プリプリの食感、力強いうまみをニンニクソースがさらに引き立てている。確実に、ご飯もお酒も進む味だ。

「揚げパン」は、中華料理のお粥でもおなじみの「油條(ヨウティヤオ)」。揚げたてのカリカリの食感を楽しむのもいいが、牡蠣とニンニクソースをたっぷり吸って、少しやわらかくなった頃に食べるのもおすすめだ。

▲本店ではほとんどの人が注文するという人気メニュー「花ニラとピータン 豚挽肉のピリ辛炒め」

台湾でよく食べられている花ニラは日本のニラよりも身が厚く、細かく刻んでもしっかりした歯ごたえを感じる。食欲をそそる花ニラの香り、豚ひき肉のうまみ、ピータンの独特の食感とクセ、それらと甘辛い味のタレがひとつになり、たまらなく後をひく味だ。
ぜひご飯もあわせてオーダーし、ご飯にかけてかきこんで欲しい。たとえお腹がいっぱいでも、箸が止まらなくなること請け合いだ。

台湾料理のイメージが覆る、洗練された料理がたくさん!

上記4品は本店でも特に人気が高い料理だが、ほかにもぜひ味わってみたい料理がたくさんある。

▲特製シロップで味付けした甘酸っぱい青マンゴー「台湾産青マンゴー氷」

▲新鮮で大ぶりなエビを特製ソースにからめ、レモングラスの香りを添えた「揚げ海老のレモングラス添え」

▲豚バラ肉を甘みのあるソースで煮込んだ同店の名物料理「豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスソース」

▲トマトの甘さ、卵豆腐のやわらかい食感、ディルの香りを楽しめる「ディルとトマトの台湾オムレツ」

台湾料理に合う銘柄を中心に、シャンパンも21種類用意!

「シャンパンと共に味わえる台湾料理」というコンセプトだけに、シャンパンは21種類と豊富に揃えている。濃い目の料理の味に合わせたしっかりした味わいのピノノワールを中心に、好みに合わせてすっきりした味わいのシャルドネなども用意する。

一押しは、ジェイ氏がフランスのワイナリーに直接足を運んで選んだ「ベルナール トルネイ」(写真上)。しっかりした味わいを活かすため、冷やしすぎず常温に近い温度で提供するという。

「新しい台湾料理を、日本橋から世界に広めたい」

ジェイさんの昔からの夢は、ホテルの総合プロデュース。飲食店を作る時はホテルと同じイメージで、空間やサービスも含めてブランドの世界観を総合的に味わえるようにしている。『富錦樹台菜香檳』でも、植栽などを多用した空間作りにも力を入れているとのこと。

そして、ジェイさんのもうひとつの夢が、台湾料理を世界に広めること。その最初のステップはぜひ、留学時代に大きな影響を受けた日本にしたかったという。

「『コレド室町テラス』は、日当たりのいいテラスがあり、施設内立地であっても路面店のような雰囲気を作れるところが気に入りました。僕も大好きな台北の店と、雰囲気がよく似ています」(ジェイさん)。

▲台北の本店『富錦樹台菜香檳(フージンツリー)』

「コレド室町テラス」の同フロアには、日本の『代官山蔦屋書店』がインスピレーションを受けたという台湾の大型書店チェーン『誠品生活(せいひんせいかつ)』が出店することも大きな話題となっている。この秋、日本橋から新しい台湾ブームが始まりそうだ。

【メニュー】
冷製ゆで鶏の柑橘醤油添え 1,680円
水蓮菜と木の実の炒め 1,480円
台湾揚げ出し豆腐 980円
花ニラとピータン豚挽肉のピリ辛炒め 1,680円
カキと揚げパンのニンニクソース 1,880円

台湾産青マンゴー氷 880円
揚げ海老のレモングラス添え 1,780円
豚バラ肉の角煮 ナツメとハイビスカスソース 2,180円
ディルとトマトの台湾オムレツ 1,380円

ベルナール トルネイ(ボトル) 7,500円
グラスシャンパン 1,280円(※2019年11月14日まで特別価格:980円)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

富錦樹台菜香檳(フージンツリー)

住所
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町3-2-1 コレド室町テラス 2F
電話番号
03-6262-5611
営業時間
11:00~23:00(L.O.22:00)
定休日
無休(ただし施設に準じる)
公式サイト
https://fujintree.jp

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。