本格和食をお手軽に! 地元住民に愛される『旬彩 あさ野』は常連になりたい日本料理の店【浜田山】

京王井の頭線・浜田山駅近くの商店街に店を構える和食店『旬彩 あさ野』。割烹のような、居酒屋のような雰囲気を持つ『旬彩 あさ野』は、日本料理に精通した職人による和食が味わえます。一品料理は前菜からお造り、焼きもの、煮ものまで、毎日30品以上ラインナップしますが、おすすめは、なんといっても8~9品からなる5,000円のコース料理です。ぜひ予約して訪れてみて。リピーターになりたい!と思ってしまいます。

2020年06月25日
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本格和食をお手軽に! 地元住民に愛される『旬彩 あさ野』は常連になりたい日本料理の店【浜田山】
Summary
1.都心の高級店で使われるものと同等の食材をリーズナブルに味わえる和食店『旬彩 あさ野』
2.産直の鮮魚や地元産の野菜をシンプルに調味して季節感を表現した料理の数々
3.地元住民が集うアットホームな雰囲気と使い勝手のよさも魅力的
※取材撮影は2月25日に行いました

関西風割烹やイタリア・フィレンツェでの経験を経て独立

京王井の頭線の「浜田山駅」周辺は、大手企業の役員や芸能人といった富裕層も住む閑静な住宅街。その駅前の商店街に店を構える和食店が『旬彩 あさ野』だ。

店主の浅野直樹さんは、調理師専門学校卒業後に都内の割烹で7年間修業。その後、縁があってイタリア・フィレンツェの和食店に半年程度勤務した。「日本料理とイタリア料理の共通点は、素材の味をしっかり生かすところ。ホワイトアスパラガスやポルチーニ、トリュフといった高品質な食材に触れたことで、よりいっそう素材がもつポテンシャルを大事にしたいと思うようになりました」と振り返る。

帰国後、いくつかの和食店で料理長などを務めて、地元の浜田山に2016年7月に開業したのがこちらのお店だ。

鮮魚は愛媛・八幡浜からも直送。野菜は地元産を使用

メニューは一品料理とコースを用意。一品料理は前菜からお造り、焼きもの、煮ものまで、毎日30品以上をそろえているが、お客の約8割は3,980円~のリーズナブルなコースを注文するのだとか。

なかでも人気なのが当日でも注文可能な8~9品からなる5,000円の献立。寄せものを盛り合わせた冷前菜、お椀、お造り、煮もの、お凌ぎ、焼きもの、揚げもの、お食事、甘味という充実した内容で、その日に仕入れた旬の鮮魚や野菜を使って日替わりで内容を構成する。

鮮魚は豊洲市場で仕入れるほか、約10年の付き合いがある愛媛・八幡浜の業者からも直送しており、季節によってサワラやカツオなどの上物が手に入るという。取材時のお造り(写真上)は、マグロの赤身と中トロ、ホタテ、蒸しアワビ、クルマエビ。お造りだけでなく、夏はハモ、秋はサンマやサケ、冬はブリといった旬の鮮魚を仕入れ、献立後半の焼きものに仕立てる。

献立のなかで浅野さんがとくに力を入れているのが「煮もの」(写真上)。旬の野菜にそれぞれ味をふくませて盛り合わせる炊き合わせだ。野菜は、地元の農家から購入。「浜田山で野菜を作っているなんて、地元でも知らない人が多いから、みんな喜んでくれるんですよ」。

利尻昆布と味がしっかり出るタイプのカツオ節で引いた二番だしを淡口醤油、酒、みりんでシンプルに調味。「最初に働いた店が関西系の割烹だったこともあって、素材の持ち味を生かす薄味が基本ですね」と浅野さん。取材時はサトイモ、カブ、タケノコ、鶏のひき肉を巻いたゴボウ、梅ニンジン(梅の風味を加えた京ニンジン)など。冬から春に移り変わる季節の流れを感じさせるラインナップだ。

和食の基本を押さえつつ、ちょっとしたアレンジも

揚げものとして提供する春巻きは、季節感を表現しやすい料理といえる。それが「春野菜と魚介の春巻き」(写真上)。淡い味わいの春キャベツとタケノコに、エビ、ホタテのうまみを加えたあんを春巻きの皮で巻いてカリッと揚げている。柴漬けのタルタル(写真手前)とともにすすめる。

「基本は純和食ですけど、こちらの春巻きのようにちょっとした変化をつけることもあります」と浅野さん。イタリアでの経験を生かして、茶わん蒸しの隠し味にオリーブオイルを用いるなど、日本料理の基本は守りつつも柔軟な発想で料理をつくっている。

コースを締めくくる食事にも、もちろん旬の食材を使用。取材時はホタルイカやナノハナ、タケノコなどを盛り込んだほろ苦さを感じさせる春らしい「炊き込みご飯」(写真上)だ。

最近では山形産コシヒカリのおいしさを感じてもらうために、シラスやイクラの醤油漬けといったおかずと一緒に白いご飯を食事として提供することも多い。

なお、アルコール類はビール、サワー、日本酒、焼酎など一通りそろえるが、とくに日本酒に力を入れている。銘柄は純米酒を中心に常時15程度。埼玉県にある『佐藤酒造』の「越生梅林」など、希少な銘柄をおくこともあるので、ぜひ浅野さんが作る料理と合わせてほしい。

常連になればわがままを聞いてくれるかも!?

店内はカウンター9席、テーブル8席。お客のほとんどが地元民か井の頭線沿線に住む人で、男女比は半々。40代以上の方がメインだ。

「お客さん同士が地元の話題で盛り上がったりしてね。営業中はアットホームな雰囲気ですよ。でも、その一方で素材は銀座の高級店と比べても遜色のないものを使っていると自負します。そうした『本物の味』を知っている方がたくさんいらっしゃるのが、浜田山という町のいいところなんです」と浅野さんは話す。

週に1回、曜日を決めて来店するお客さんも少なくないそうで、お得意さまになればわがままもある程度聞いてもらえるのだとか。「とんかつを食べたいとかね(笑)。頻繁に来てくださるお客さんにも喜んでいただけるよう、材料さえあればなんでもつくりますよ」と浅野さん。そんな『旬彩 あさ野』。通い続けて、常連になってみたい。

【メニュー】
おすすめコース 5,000円
(お造り盛り合わせ、季節の炊き合わせ、春野菜と魚介の春巻き、ホタルイカの菜の花の炊き込みご飯など)
※本記事に掲載された情報は、取材日(2月25日)時点のものです。また、価格はすべて税込みです
※詳細は店舗にご連絡ください

撮影:佐々木雅久

旬彩 あさ野

住所
東京都杉並区浜田山3-31-6 フレンドリHAMADAYAMA2F
電話番号
03-6379-7380
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月・火・木~日
ディナー 18:00~24:00
(L.O.23:30)
定休日
水曜日
※月に一度連休を頂いております。詳細は店舗までお問い合わせください。
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/3df7jve60000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。