讃岐うどんで〆る鍋コースは7品4,180円の高コスパ! ウマくて安いうどん割烹『銀座 うらら』

今やブームを越えて、すっかり全国的に定着した讃岐うどん。「銀座グランドホテル」の地下1階にあるうどん割烹『銀座 うらら』では、国産小麦を使ったこだわりの讃岐うどがなんと、3玉まで825円と、格安で楽しめます。さらに有機栽培の生姜を使用した「生姜鍋」の全7品を、約4,000円から提供。知らないと損をする、銀座の穴場といえるお店です。

2021年12月21日
カテゴリ
レストラン・ショップ
  • レストラン
  • 新橋
  • 銀座
  • うどん
  • 和食
  • 日本料理
  • 東京
讃岐うどんで〆る鍋コースは7品4,180円の高コスパ! ウマくて安いうどん割烹『銀座 うらら』

地下鉄銀座線新橋駅から徒歩1分、JR新橋駅(銀座口)から徒歩3分。「銀座グランドホテル」の地下1階にあるうどん割烹『銀座 うらら』。

風格を感じさせる、高級感のある白い暖簾が目印だ。和モダンな雰囲気の店内は、全85席。

銀座とは思えないほど広々としていて、バーコーナーやテーブル席、個室、お座敷など、さまざまなタイプの席がある。

会食にも軽食にも、宴会にも幅広く使えそうだ。

「こだわりの讃岐うどんを、リーズナブルな価格といろいろな味わいで楽しんでもらいたい」

うどんメニューは温かいうどん11種、冷たいうどん11種、ひそかな人気のカレー系のうどん5種、「鍋焼豚汁おうどん」など、季節に合わせた「今月のおすすめうどん」4種、「うどんすき」(2,750円)を加えると、30種類以上! しかもどのメニューも、うどんは3玉まで無料というから驚きだ。

もっともシンプルな「釜揚げおうどん」(写真上/825円)も、うどん3玉(400g)まで同価格。麺は太麺ならではのこしがあり、なめらかで喉ごしがいい。

だしがしっかりきいたつゆは毎朝、6種類の削り節を組合わせ、しっかり煮出して作っている。このうまみたっぷりのつゆがすべてのうどんメニューのベースとなっているので、どんなアレンジを加えたうどんメニューも、安心して食べられる味なのだ。

名物「生姜鍋」のコースも、全7品で4,180円!

『銀座 うらら』のもうひとつの名物が「生姜鍋」。生姜は「愛善酵素農法」という特別な有機農法で栽培された栄養成分が豊富なものを取り寄せている。その生姜をふんだんに使った小皿料理と生姜鍋、締めのうどんを楽しめる全7品の「生姜鍋コース」も、4,180円からと、格安で提供している。

コースのひとつ、先付は、「生姜と鶏そぼろの佃煮と長芋のたたき」(写真上)。生姜の風味をきかせた甘辛い鶏そぼろが、あられに刻んだ長芋によく合う。小皿料理だが、生姜の風味がしっかり感じられる。

サラダは「生えのきと有機野菜」(写真上)。生えのきは、長野県から取り寄せている生食用のもの。シャキシャキした食感で甘みもあり、「えのきにこんな味わい方があったのか」と驚く。酸味のない甘めの食べやすいドレッシングなので、サラダが苦手な人でもおいしく食べられそう。

刺身は「生湯葉」(写真上)。とろりとした食感と豆の甘みを楽しめる、やさしい一皿。

焼き物は「地鶏の生姜味噌焼き」(写真上)。香ばしく焼き上げた地鶏のうまみを、風味豊かな生姜味噌が引き立てている。

スタッフへの温かい思いやりから生まれた「生姜鍋」

5品目が、同店オリジナルで熱烈なファンも多い「生姜鍋」。人気テレビ番組でたびたび紹介されているので、ご存じの方も多いかもしれない。

もともとは、風邪気味のスタッフのために、賄いで、体を温める効果があるという生姜をたっぷり入れたうどんを出したところ、それがおいしかったことから誕生した鍋だという。

「生姜鍋」(写真上)の具はたっぷりの有機生姜のほかに、有機野菜と黒豚肉。姉妹店が豚しゃぶの人気店なので、豚肉の品質は豚しゃぶ専門店レベル。

酵素による土づくりを基本とした「愛善酵素農法」で栽培された有機生姜を、すりおろし、刻み、線切りの3種類でたっぷり使用している。生の豚肉を入れると、アクを取る時に生姜の風味も失われてしまうため、最初から火が通った豚肉を入れている。

うどんに使用しているつゆがベースで、そこに豚肉のうまみと生姜の風味が加わり、絶品のスープが仕上がる。あまりにおいしくて、スープをつい飲みすぎてしまうが、少なくなるとスタッフがその都度、なみなみと注ぎ足してくれるのでご安心を。この注ぎっぷりの惜しげなさに、銀座クオリティを感じる。

ただでさえ完成度の高いスープの味をさらに引き上げてくれるのが、味変用の梅干し。南高梅の大粒でやわらかいやや甘めの梅干しで、スープに溶かし込むとさらにうまみが深くなり、さっぱりした味わいになって、どんどん箸が進む。一度これを味わうと、最初から梅干しを入れて味わいたくなること確実だ。

千切りにした生姜は、煮込むとやわらかくなり、薬味というより鍋の具材のひとつとしておいしく味わえる。サクサクした食感とほのかな辛みがあり、具材としての生姜の魅力に驚く人も多いだろう。

つなぎにとろろを入れた鶏肉のつみれは、口に入れた瞬間に液体に変わるような不思議な食感。絶品のスープが染みこんで、たまらないおいしさだ。

そしてシメは、自慢の讃岐うどん。生姜のきいた黄金色のスープで、国産小麦の甘みを感じるコシの強いうどんをすすりこむ時が、この鍋のクライマックスといえるだろう。

生姜効果か、汗ばむほど温まった体にうれしいのが、コース最後の甘味「アイスクリーム 柚子生姜添え」(写真上)。柚子蜜で煮込んだ生姜の風味豊かな甘みに、ホッと癒される。

「生姜ってこんなに美味しかったのか」と驚かされ通しで、最後にこだわりの讃岐うどんまで堪能できるこのコースが、銀座で、4,000円台で味わえるとは…!

ドリンクまでもヘルシー

ドリンクの種類も豊富だが、『銀座 うらら』に来たらぜひ味わってほしいのが、「生ジャバラサワー」(写真上・左)と、「生絞りグレキウイサワー」(同・右)。ジャバラは、奈良県や和歌山県の山奥でしか採れない希少な柑橘類。フラボノイドやビタミンが豊富で、古くから「邪気を払う」といわれてこの名がついているとか。グレープフルーツと柚子を合わせたようなすっきり爽やかな味わいだ。

「生絞りグレキウイサワー」は、キウイとグレープフルーツ入りの酎ハイで、さらに鮮烈な味わい。どちらもビタミンやミネラル豊富で、アルコール飲料でも健康によさそうなものを飲んでいる安心感がある。どんな料理にもよく合うし、アルコール抜きのソフトドリンクバージョンもあるので、子供もいっしょに楽しめるのがうれしい。

店長の大西さんは「うどんは幅広い年代の方に好まれますので、ご家族やご友人との会食、接待など、いろんなシーンでこの店を楽しんで欲しいですね。お客さまにとって、使い勝手のいい店でありたいです」と語る。

誰にでも好まれるうどんという安心感、体にいいものを食べているという安心感、リーズナブルな価格の安心感、銀座という安心感…。「いつ行っても、誰と行っても安心して食事を楽しめる店」を聞かれたら、自信を持って『銀座 うらら』を推薦したい。

【メニュー】
釜揚げおうどん 825円
梅コース(全7品)  4,180円

生絞りグレキウイサワー 693円
生ジャバラサワー 671円

撮影: 佐々木雅久

銀座 うらら

住所
東京都中央区銀座8-6-15 銀座グランドホテルB1
電話番号
050-5486-2368
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月~金
11:30~翌4:00
(L.O.3:00)

土・日・祝
11:30~22:00
(L.O.21:00)

月~日・祝日
朝食 7:00~10:00
定休日

※当面の間、営業時間を21時(ラストオーダー20時)までとさせていただきます。
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/a331610/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。